コンテッサや初代コロナマークIIなど170台が集結…ニューイヤークラシックカーミーティングin羽生

ニューイヤークラシックカーミーティングin羽生
ニューイヤークラシックカーミーティングin羽生全 52 枚

埼玉県羽生市にある農林公園キヤッセ羽生で1月8日、「ニューイヤークラシックカーミーティング」が開かれ、ネオクラシックを含む旧車が約170台集結した。

参加資格は昭和21年(1946年)から平成12年(2000年)までに生産された4輪車、3輪車、2輪車、ミニカー。昭和に生産された車だけではなく平成前期のネオクラシックも含まれるためバリエーション豊かな展示内容だ。新年の開催とあって、運営協力する全日本ダットサン会の佐々木徳治郎会長の「エイエイオー!」の雄たけびで始まった。

日野『コンテッサ』やトヨタ『パブリカ』、日産『スカイラインGT-R』、ホンダ『ライフ』といった常連に交じって目を引いたのは、トヨタの初代『コロナマークII』。シリーズ最強のツインキャブDOHCエンジンを搭載した「ハードトップGSS」が3台並ぶのは、なかなか珍しい光景だ。しかもいずれも中期型がそろった。オーナーたちはSNSで知り合ったといい、このイベントで初顔合わせして熱心に情報交換していた。

地味なところでは、4代目の610系日産『ブルーバードU』。L20型を搭載したロングノーズの、いわゆる”サメブル”だが、イメージリーダーの2ドアハードトップ2000GT-Xではなく、4ドアセダンのGTという標準グレードである。これもなかなかレアな存在であろう。シングルキャブで4速なのだが実はツインキャブ&5速に換装されており、足元も当時の憧れだったカンパニョーロのホイールでキメていた。

ほかにも、スズキ『フロンテ』や三菱『ミニカ』といった360ccの軽自動車や、スバル初代『レガシィ』、いすゞ『117クーペ』、マツダ初代『カペラ』、オースチン『ミニ』、MG『MGB』、ホンダ『ロードパル』、『モトコンポ』などと盛りだくさん。地元羽生警察のパトカーであるマツダ『RX-7』とスバル『インプレッサ』も子供連れなどに人気だった。
主催する日本旧軽車会の吉崎勝会長は「昨年は旧車のイベントを19回開催しましたが、今年は新規を含めて27回を予定しており、手を変え品を変えて運営しますのでよろしくお願いします!」とアピールしていた。

《嶽宮 三郎》

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