ベース車3万円、ハウス10万円! 芸人の手づくり軽キャンピングカーがすごい…東京オートサロン2023

「コンピューター宇宙」はっしーはっぴーの手づくり軽キャン
「コンピューター宇宙」はっしーはっぴーの手づくり軽キャン全 6 枚

トタンでできたタイニーハウスとか、「芸人として成功するまで生活する低予算軽キャンパー」とか、なにこれ? どこのメーカーがつくったの? 売ってるの?

ここは東京オートサロン2023併催「東京アウトドアショー」。そのなかで注目を集めていた“芸能人保有車エリア”で展示されていた1台。ということは、芸能人が保有しているクルマってことか。

「コンピューター宇宙」はっしーはっぴーの手づくり軽キャン「コンピューター宇宙」はっしーはっぴーの手づくり軽キャン

カスタム概要書をみて、思わずほっこり笑える。実はこれ、太田プロの隠し玉お笑いコンビ「コンピューター宇宙」はっしーはっぴーが保有する三菱『ミニキャブ・芸人として成功するまで生活する低予算軽キャンパー』 仕様。

ベース車両は2022年2月に大阪のショップで3万円で購入。車両自体は、30万km以上走行したエンジンを走行距離が少ないエンジンに載せ替えた。そしてなんとタイニーハウスは、はっしー はっぴーが自らつくり上げたという。

「コンピューター宇宙」はっしーはっぴーの手づくり軽キャン「コンピューター宇宙」はっしーはっぴーの手づくり軽キャン

まずは大工の友人から工具を借り、基礎となる木材を調達。断熱材や壁材のウッドパネルなどはホームセンターで購入し、およそ2週間で大枠をつくり上げ、実際に生活できるよ うになったのは制作開始から2か月後。かかった費用はたったの10万円! 作業日数は合計で30日ほどかかったという。

一番苦労した点は、荷台へと乗せる作業で、人力だけでは持ち上がらず、小屋に金具を取り付けて別のクルマで引っ張り上げたというから、すごい。

「コンピューター宇宙」はっしーはっぴーの手づくり軽キャン「コンピューター宇宙」はっしーはっぴーの手づくり軽キャン

車内には、水道や調理用の折りたためるテーブルを設置。高い天井に貼られた星の壁紙は、夜になると光るところもお気に入りポイントだとか。また、就寝時にはしっかりと足を伸ばして眠れるスペースが確保。真夏の暑さや真冬の寒さ対策など、まだまだアップデートする部分があるらしく、「芸人として売れるまで特技の切り絵を販売しながらキャンパー生活を続けていく」という。

もうこれ、一回見たら忘れない。今後どこかで目撃情報がTwitterなどに投稿されそうな気配……。

《レスポンス編集部》

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