スバル インプレッサ 新型は春頃デリバリー開始予定…東京オートサロン2023

商品企画本部プロジェクトゼネラルマネジャー 毛塚紹一郎氏と、新型インプレッサプロトタイプ。
商品企画本部プロジェクトゼネラルマネジャー 毛塚紹一郎氏と、新型インプレッサプロトタイプ。全 13 枚

2023年1月13日から15日まで開催されているカスタマイズカーのイベント『東京オートサロン2023』。SUBARUブースでは、新型『インプレッサ』が日本初公開された。公開に先立ちプレスカンファレンスでは、商品企画本部プロジェクトゼネラルマネジャーの毛塚紹一郎氏が登壇、新型車のコンセプトなどについて語った。

商品企画本部プロジェクトゼネラルマネジャーの毛塚紹一郎氏。クロストレックの開発にも携わっている。商品企画本部プロジェクトゼネラルマネジャーの毛塚紹一郎氏。クロストレックの開発にも携わっている。

昨年11月にロサンゼルスオートショーでワールドプレミアとなった新型インプレッサ。日本での一般公開は今回が初めてで、開発中のSTIパーツも装着された日本仕様のプロトタイプが展示されていた。

インプレッサは1992年の誕生から昨年30周年を迎え、今回の新型インプレッサが6代目となる。現在のインプレッサはSUBARUのラインナップを支える屋台骨となり、非常に重要なモデルと位置づけられている。SUBARUは『WRX』、『BRZ』をベースとしたマシンでレースに参戦しているが、それらのマシンのパフォーマンスなどは、インプレッサが長い間培ってきた技術がベースになっているとのこと。またパフォーマンスの向上だけでなく、安全性能に関してもインプレッサでは最優先で開発している部分であり、今やスバルのラインナップすべてに通じるものとなっている。

センター出しのマフラーはSTIモデルになっていた。センター出しのマフラーはSTIモデルになっていた。

スポーティーかつスタイリッシュだけではない魅力を盛り込んだ

新型インプレッサの開発コンセプトについて毛塚氏は、「新型インプレッサは、いつでも楽しく、目的地までの運転がワクワクできて、乗る人すべてをアクティブな行動へ後押しするモデル」と紹介した。

マフラーエンドはリアスポイラーに合わせて斜めにカットされている。マフラーエンドはリアスポイラーに合わせて斜めにカットされている。

また今回、ボディ形状がハッチバックであるにも関わらず、名称が『インプレッサスポーツ』から『インプレッサ』になっているが、歴代のインプレッサが持つ、スポーティかつスタイリッシュなデザインは踏襲し、運転が楽しくなる優れた運動性能、安心できる先進安全装備、とことん使えるユーティリティも兼ね備わっているとのこと。

エクステリアデザインは、スピード感ある鋭いシェイプと力強さを感じさせるフェンダーにより、行動的なライフスタイルを後押しする躍動的でスポーティーなイメージとなっている。インテリアデザインは、大型のセンターインフォメーションディスプレーの採用など、使い勝手も考慮しながら、カジュアルなインテリアが採用されている。運動性能や動的質感については、フルインナーフレーム構造のスバルグローバルプラットフォームや、2ピニオン電動パワーステアリングの採用などにより、楽しく疲れず気持ちよく運転できて、いつまでも運転したくなる走りを実現している。

ホイールもSTIモデルに変更されていた。ホイールもSTIモデルに変更されていた。

安全性能については、新世代アイサイト広角単眼カメラの搭載をはじめとした新機能を装備し、日常のドライブからアクティビティに向かうロングドライブはもちろん、万一の時のことも想定し、あらゆるシーンでドライバーが安心して運転できるクルマになっている。

プレゼンの最後に毛塚氏は、「ぜひとも新型インプレッサに乗ってスポーティー、そして気軽に安心してアクティビティをとことん楽しんでいただきたい。本日装着しているSTIパーツ以外にも、インプレッサとの時間をさらに楽しいものにしてくれるアイテムを開発予定だ。インプレッサファンの方も、これからインプレッサを選んでいただく方にも長く愛されるインプレッサにしていきたい。春頃、みなさんにご覧にいただけるよう全力で開発を進めていくので、楽しみに待っていて欲しい」と締めくくった。

STI製リップスポイラーも装着。STI製リップスポイラーも装着。

《関口敬文》

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