北米向け日産 アリア、「HDマップ」でプロパイロット2.0を実用化

プロパイロット2.0のイメージ
プロパイロット2.0のイメージ全 5 枚

ダイナミックマップ基盤は、米国子会社のUshr(アッシャー)の高精度3次元地図データ「HDマップ」が、日産自動車の北米向けクロスオーバーEV『アリア』に採用されたと発表した(1月5日)。

【画像全5枚】

UshrのHDマップは、特定の条件下でハンズオフ運転が可能となる日産アリア2023年モデルに搭載された先進運転支援システム「プロパイロット・アシスト2.0」を支援する。

Ushrは三菱電機と協力してHDマップのデータをプロパイロットアシスト2.0に統合した。また、Ushrは米国の高速道路のHDマップを三菱電機に提供しており、三菱電機は高精細位置情報モジュールのデータを活用する。Ushrの高精度HD マップと三菱電機の高精度位置情報ソリューションを融合することで、日産はハンズオフドライビングを顧客に提供できるとしている。

ダイナミックマップ基盤の吉村修一社長CEOは「今後もHDマップの提供を通じて、ADAS(先進運転支援システム)の普及に貢献していく」とコメントしている。

また、Ushrの最高経営責任者であるChris Thibodeau氏は「目標はHDマップを自動車メーカーに提供することで、この技術が、安全と快適さをもたらすものと感じてもらうこと」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. BYDが軽自動車市場に参入、EVプロトタイプ初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  5. 「大ヒットの予感」トヨタが“小さいランクル”初公開! SNSでは「男心をくすぐる」「日本でも扱いやすそう」と期待のコメント続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る