業界初! ドラレコとレーザー&レーダー探知機を一体化、“つながり”をテーマにしたセルスター…東京オートサロン2023

セルスター工業 / 東京オートサロン2023
セルスター工業 / 東京オートサロン2023全 39 枚

セルスター工業東京オートサロン2023で提案するのは、新たなコラボレーションによる3つの注目製品やブランドが登場。ジムニーとキャンピングカーを展示し、多方面とのコラボを感じさせる製品ラインナップをご紹介する。

◆業界初のドライブレコーダー+レーザー&レーダーの一体型モデルが登場【RD-40】

セルスター工業 / 東京オートサロン2023セルスター工業 / 東京オートサロン2023

ドライブレコーダーの普及率が50%を超えたと言われる昨今。新車では過半数がドライブレコーダーを導入しているという。そこで持ち上がるのがドライブレコーダーとレーダー探知機の混在だ。スペース的な問題もあるし、どちらもアクセサリー電源などを必要としていて。配線が煩わしくなる。そこでセルスターが提案するのがそれらを一体型とした、ドライブレコーダーとレーザー/レーダーがコラボしたモデルなのだ。

業界では初となる前後の2カメラモデル+レーダーで、さらにレーザーも搭載。配線もシンプルに、取付け場所も1箇所。ドライブレコーダーであり、かつレーダーとしての役割も持つ。さらに最新のレーザーに対応。レーダーを一体化したドドライブレコーダーは存在するが、このレーザーにも対応しているのは業界初の製品だ。

セルスター工業 / 東京オートサロン2023セルスター工業 / 東京オートサロン2023

急速に増えている移動式オービスなどにも確実に対応でき、もちろん各種更新データーやGPSデータは無料でアップデート。SDカードを差し込むことで更新できる仕組み。カメラはフルHDの200万画素で、あおり運転を自動で記録する後方キャッチ機能も搭載している。

価格的にもドライブレコーダー+レーザー/レーダーを取り付けるよりもリーズナブルになる予定。スペースも配線もコストも優れる画期的新製品が今春に登場予定だ。

◆DAMDとコラボレーションした、ジムニー専用ドライブレコーダーも登場【CA-D01】

セルスター工業 / 東京オートサロン2023セルスター工業 / 東京オートサロン2023

アウトドア系カスタムも得意とするエアロメーカーのダムド。本社が近いこともあり、以前より親交があったという両社が、オートサロン展示のユーザーの反響よりコラボレーション製品を開発。DAMDのジムニーコンプリートカーにマッチした特別仕様となっている。発売されるのはセーフティレーダー「CA-D01R」とドライブレコーダー「CA-D01D」のセットモデルとなる。

セルスター工業 / 東京オートサロン2023セルスター工業 / 東京オートサロン2023

その内容は、まず本体がジャングルグリーンの専用デザインであること。ジムニーのアウトドアイメージにマッチした外観を実現。次に自車アイコンをDAMDコンプリートカーから選ぶことができる。さらに専用待ち受け画面とスクリーンセーバー、オープニング画面で見た目にも一体感を演出。専用マップカラーまで採用されているのだ。

セルスター工業 / 東京オートサロン2023セルスター工業 / 東京オートサロン2023

1年近い時間を掛けて煮詰めたというコラボレーションによって、ジムニーオーナーにピッタリの演出を実現。セットモデルなので走行映像に沿ってのGPS警告もドライブレコーダーの操作、設定もレーダー画面にて行うことができる扱いやすさも特徴。

◆アウトドアとセルスターがコラボした新ブランド「C5C」とは?

セルスター工業 / 東京オートサロン2023セルスター工業 / 東京オートサロン2023

“CELLSTAR GO CAMPING”の頭文字からC5Cと名づけられた新ブランドで、電源供給をメインとした製品を展開する。もともとバッテリー系の製品をリリースしていたセルスター。社名もセルモーターをスタートさせることから、セルスターと名づけられたほど。

その老舗電気パーツメーカーでもあるセルスターが、アウトドア業界に進出。はじめに提案するのが、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーと使ったジャンプスターター「LJP-9600」だ。安全で高性能なリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使うことで、高性能でありながら発火などの心配を排除。モバイルバッテリーやワイヤレススピーカー、LEDライトとしても使える機能を持ちながらエンジンのジャンプスタートが可能。不意のバッテリー上がりにも対処できる。

セルスター工業 / 東京オートサロン2023セルスター工業 / 東京オートサロン2023

ポータブル電源「PDL-300」は市場でも人気のモデル。こちらもリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用。出力電源はAC100V/DC12V/USB5Vの3種類で、ワイヤレス給電機能(Qi機能)も搭載。容量は小型ながら307Wh/24000Ahクラスで高輝度LEDランプも搭載している。アウトドアでの電源や家庭内でも停電時の予備電源としても使えるし、電源のない場所でも100V電源として使えるので便利。

さらにアイソレーター「IS-660」も登場。こちらはキャンピングカーに搭載されたサブバッテリーを、走行中に充電するためのもの。出力電流最大60Aで11種類の安全保護機能を搭載しトラブルを未然に防いでくれる。DC12/24Vの自動識別機能まで搭載されている。

多方面とのコラボを感じさせながら、日本製に拘ったものづくりに拘りつづけるセルスター工業。これからの製品展開にも期待したい。

《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る