小田急VSEの展望席でXR観光…新宿-伊勢原間でデジタル体験 2月18・19・23日

50000形VSE展望席からの眺め。装着するVRゴーグルにはこの車窓風景に「精霊を模したキャラクターが先導する形で進行し、巨大な木太刀を江戸から担いでいく様子や、滝で身を清めてから奉納する姿」などが描かれた大山詣りのストーリーがXR技術で投影される。
50000形VSE展望席からの眺め。装着するVRゴーグルにはこの車窓風景に「精霊を模したキャラクターが先導する形で進行し、巨大な木太刀を江戸から担いでいく様子や、滝で身を清めてから奉納する姿」などが描かれた大山詣りのストーリーがXR技術で投影される。全 3 枚

小田急電鉄(小田急)は1月16日、50000形VSEの展望席で「XR」と呼ばれるデジタル先端技術の世界を体験できるモニターツアーを2月に開催すると発表した。

【画像全3枚】

XRとは仮想現実のVR、拡張現実のAR、複合現実のMRの総称で、小田急では2022年11月、新宿駅西口に「移動そのものの楽しみ方や移動の目的となるリアルの場でしか味わえない価値を高めるテクノロジーとして、XR技術を活用しこれまでにない新しい体験を生み出していきます」として、国内初のXR特化施設である「NEUU」を開設した。

このツアーはその延長上で行なわれるもので、現実世界の様子を投影するバススルー機能を搭載したVRゴーグルを装着することで、リアルなVSEの前面展望に重ね合わせるように、江戸時代から続く信仰文化で日本遺産に登録されている「大山詣り」のXR映像を楽しむことができる。

実施日は2月18・19・23日。2月18日は新宿9時50分発、それ以外の日は新宿9時50分発または13時50分発の体験列車に乗車し、登戸付近から相模大野付近までのおよそ20分間体験できる。

各列車、申込み時点で16歳以上の10人(計50人)を募集。申込みは1月29日まで地域密着型サービスプラットフォーム「ONE(オーネ)」のウェブサイトで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。参加は無料。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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