カスタムカー展示会の東京オートサロン2023に日産自動車が出品した『フェアレディZカスタマイズドエディション』。初代フェアレディZであるS30型と並んで展示され、「Z」のスピリットを感じさせる内容となっていた。(1月13~15日、幕張メッセ)

日産のブースに登場した初代フェアレディZは、「432R」と呼ばれるレース用ホモロゲーションモデルだ。オレンジのボディに組み合わされたブラックのボンネットフード、その下には『スカイライン2000GT-R』と同じS20エンジンが搭載されている。

その隣に並んだのが、現行型のZ34型をベースに制作された「カスタマイズドエディション」だ。432Rを彷彿とさせるカラーリングに、グリルを上下に2分割する専用のフロントバンパーを装着。エンブレムやボディサイドステッカーなど、至る所に「伝説のZ」に対するオマージュを散りばめた仕様となっている。

参考出品車という扱いだが、日産によれば2023年度中頃にディーラーオプションとして発売予定とのこと。ファンにとっては嬉しいニュースになりそうだ。
