アウディ「RS」世界販売、15%増と伸びて過去最高に 2022年

アウディの高性能モデル「RS」の主要ラインナップ
アウディの高性能モデル「RS」の主要ラインナップ全 7 枚

アウディ(Audi)の高性能車部門のアウディスポーツは1月11日、2022年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、過去最高の4万5515台。前年比は15.6%増と2桁増を維持している。

アウディスポーツが開発している高性能モデルシリーズが、「RS」だ。『RS3スポーツバック』、『RS3セダン』、『RS4アバント』、『RS5クーペ』、『RS5スポーツバック』、『RS6アバント』、『RS7スポーツバック』、『TT RSクーペ』、『TT RSロードスター』、『RS Q3』、『RS Q3スポーツバック』、『RS Q8』などが用意されている。また、スポーツカーの『R8』もアウディスポーツが手がけている。

また、RS6アバント、RS7スポーツバック、RS Q8 には、48Vの主電源システムによるマイルドハイブリッドシステムが採用されている。さらに、V型8気筒ガソリン「TFSI」エンジンには、低負荷走行時に特定のシリンダーの作動を休止する「シリンダーオンデマンド(COD)」システムが導入されている。

小型ハッチバックとセダン、ワゴン、クーペ、オープンカー、SUVなど、顧客のニーズに合わせた幅広いモデルがそろう。しかし、アウディは「RSイニシアチブ」をさらに進行させ、RSのモデル攻勢を本格化する。アウディスポーツはすでに、近い将来に向けてさらに多くのアイデアを提案。そのひとつが、RS初となるEVとして、2021年に発表された『RS e-tron GT』だ。

アウディスポーツの2022年の世界新車販売台数は、過去最高の4万5515台で、前年比は15.6%だった。欧州が、前年比30.8%増の2万9417台と好調。このうち、地元ドイツは、43%増の1万2993台と伸びている。

《森脇稔》

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