メルセデスマイバッハ、ブランド初のEV発表へ…2023年前半

メルセデスベンツ EQS SUV(参考)
メルセデスベンツ EQS SUV(参考)全 5 枚

メルセデスマイバッハは1月10日、ブランド初のEVのメルセデスマイバッハ『EQS SUV』(Mercedes-Maybach EQS SUV)を2023年前半、初公開すると発表した。

写真:メルセデスベンツ EQS SUV(参考)

同車は、メルセデスベンツEQS SUVのメルセデスマイバッハ版となる。メルセデスベンツEQS SUVの欧州仕様車には、「EQS 450 +」と「EQS 450 4MATIC」、「EQS 580 4MATIC」の3グレードが設定される。2WD(後輪駆動)のEQS 450 +は、リアアクスルに電動パワートレインの「eATS」を搭載する。4WDの「4MATIC」となるEQS 450 4MATIC とEQS 580 4MATICでは、フロントアクスルにもeATSがレイアウトされ、ツインモーター仕様となる。

EQS 450 +の場合、モーターは最大出力360hp、最大トルク57.9kgmを発生する。EQS 450 4MATIC では、モーターの最大出力は360hpだが、最大トルクは81.6kgmに引き上げられる。EQS 580 4MATICの場合、前後のモーターは最大出力544hp、最大トルク87.5kgmを引き出す。WLTPサイクルによる100km走行あたりの電力消費量(複合モード)は、EQS 450 +が22.9~18.2kWh、EQS 450 4MATIC とEQS 580 4MATICが24.3~20.2kWhだ。

エネルギー密度を高めた新世代のバッテリーが搭載される。蓄電容量は107.8kWhとした。1回の充電での航続は、EQS 450 +が最大671km、EQS 450 4MATICが最大610km、EQS 580 4MATICが最大609km(いずれもWLTP計測)に到達する。動力性能は0~100km/h加速が4.6秒(EQS 580 4MATIC)/6秒(EQS 450 4MATIC)/6.7秒(EQS 450 +)。最高速は、全車210km/h(リミッター作動)となる。

メルセデスマイバッハEQS SUVは、メルセデスベンツEQS SUVをベースに、内外装のラグジュアリーさを極めた電動SUVとして、登場する見込み。メルセデスマイバッハEQS SUVによって、ブランドは電動化される、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  2. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  3. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 歴代タイプRがホットウィールで復活!9月発売の「プレミアムコレクターセット」が熱い、マテル80周年記念セットも登場だPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る