50年ぶり復活の幻のポルシェ『911 ST』、スポーツクラシックとの違いとは

ポルシェ 911 ST 市販型プロトタイプ スクープ写真
ポルシェ 911 ST 市販型プロトタイプ スクープ写真全 14 枚

ポルシェが展開する「ヘリテージモデル」プロジェクト、その第三弾となる『911 ST』の最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

50年ぶりに復活するポルシェ『911 ST』

ポルシェ911は、992世代が発表されてから4年が経過。改良新型の開発に着手しているが、同時にいくつかの派生モデルの開発も進行しており、911 STはその一台。

911 STは、1970年台にレースカーとして誕生。当時911史上最軽量モデルを目標に、わずか24台のみが製造された幻のモデルで、約50年振りにそのネーミングが復活する。ヘリテージシリーズでは、第一弾となる「911タルガ4S ヘリテージデザインエディション」、第二弾「911スポーツクラシック」に続く第三弾となる。

ポルシェ 911 ST 市販型プロトタイプ スクープ写真ポルシェ 911 ST 市販型プロトタイプ スクープ写真

スポーツクラシックとSTは、どちらもマニュアルトランスミッションを備えているが、その性格は大きく異なる。エクステリアではダブルバブルルーフを共有するも、スポーツクラシックが屈強な911ターボパワートレインを採用する代わりに、STでは最高出力525ps、最大トルク469Nmを発揮する4.0リットル自然吸気フラット6を『911GT3 RS』から採用することが濃厚だ。そのため実質的には、2016年に同じく50年ぶりに復活した『911 R』の後継モデルと言って良さそうだ。

豪雪のフィンランド山中で捉えたプロトタイプは、GT3のフードベント、中央には大型エアインテークを備えたボックス型のバンパー、スラッシュカットのカーボンドア、RS同様のフロントフェンダー、足回りにはセンターロックホイールが装着されている。

ポルシェ 911 ST 市販型プロトタイプ スクープ写真ポルシェ 911 ST 市販型プロトタイプ スクープ写真

リアエンドでは、ブレーキランプの向かって左、エンジンカバーのメッシュに奇妙な黒い円が確認できる。恐らく、911スポーツクラシックのエンブレムに似た、ポルシェヘリテージロゴが設置されている可能性がありそうだ。また、スポーツクラシックに見られるレトロなダックテールスポイラーは見られないが、オリジナルSTにも装備されていないため、現代版でも装着されることはなさそうだ。

2023年内のワールドプレミアが予想されている911 ST。50年前のオリジナルは限定24台だったが、復刻版STはスポーツクラシックの2500台に対し、1200台以上が発売される可能性がありそうだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 初代ホンダ NSXベースのスーパーカー『Tensei(転生)』、北米販売体制が決定
  2. 発表秒読み?…ホンダ『フィット』7月改良、4グレード構成に刷新か
  3. スズキ『ワゴンR』次期型、発売は2027年前半か…販売推移から見えるフルモデルチェンジの方向性
  4. ヤマハ発動機、子会社YMPCを2027年1月に吸収合併へ
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、独ブレーメン工場で量産開始…発売3か月の受注が電動車史上最多に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. メンテナンスパック「SUBARU Care Passport」、13項目選べる付帯サービス…7万8144円から
  2. 手放し走行で累計2000万km超、BMWの先進運転支援「Highway Assistant」…高速道路で最高130km/hまで手放し走行可能に
  3. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  4. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  5. アステモが執行役員を解任、「職務遂行の適切性に問題」…子会社社長も交代
ランキングをもっと見る