ボルボ、25年ぶりに後輪駆動が復活! 『XC40』と『C40』のEVに…航続は最大533km 欧州設定

リアに搭載されるモーターは最大出力238hp

より強力な最大出力252hp仕様も用意

「ツインモーターAWD」仕様もアップデートで航続拡大

ボルボ C40 の「シングルモーター RWD」グレード
ボルボ C40 の「シングルモーター RWD」グレード全 12 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)は1月16日、EV『XC40リチャージ』と『C40リチャージ』に、欧州で「シングルモーターRWD」グレードを設定すると発表した。ボルボカーズとしては、25年ぶりの後輪駆動モデルになる。

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ボルボカーズは1998年、最上位セダンの『S90セダン』と最上位ワゴンの『V90エステート』の生産を終了した。もともと、『960セダン』、『960エステート』と呼ばれていた両車は、1997年の改良を機に、車名をS90セダン、V90エステートに変更した。

両車のフロントには、排気量2473ccまたは2922ccの直列6気筒ガソリンエンジンを搭載。後輪を駆動する最後のFRボルボだった。今回、欧州で設定されたシングルモーターRWDグレードは、ボルボカーズとしては、25年ぶりの後輪駆動モデルだ。

◆リアに搭載されるモーターは最大出力238hp

シングルモーターRWDグレードには、リアアクスルに最大出力238hpの電気モーターを搭載する。従来の最大出力231hpのシングルモーター搭載の前輪駆動バージョンに対して、パワーは 3%引き上げられた。

XC40リチャージの場合、バッテリーの蓄電容量は、69kWhと従来通り。しかし、冷却効率の向上により、航続は従来の425kmから伸びて、最大で460km(いずれもWLTPサイクル)に到達する。

C40リチャージの場合、航続は従来の438kmから最大476km(いずれもWLTPサイクル)に向上する。 最大出力130kWのDCチャージャーを利用すると、バッテリーの8割を充電する時間は約34分だ。

◆より強力な最大出力252hp仕様も用意

さらなるパワーと航続を求める顧客には、より強力な最大出力252hpのモーターをリアアクスルに搭載した「シングルモーター・エクステンディッドレンジRWD」グレードを用意する。

バッテリーの蓄電容量は、シングルモーターRWDの69kWh から、シングルモーター・エクステンディッドレンジRWDでは、82kWhへ大容量化。これにより、1回の充電での航続は、XC40リチャージが最大515km、C40リチャージが最大533km (いずれもWLTPサイクル)まで伸びる。

充電に関しては、DCチャージャーでの最大充電出力を、従来の150kWから200kWに引き上げた。これにより、バッテリーの8割を充電する時間を、約28分に短縮している。

◆「ツインモーターAWD」仕様もアップデートで航続拡大

駆動方式がAWDの「ツインモーターAWD」グレードにも、アップデートが施され、航続の拡大が図られた。従来モデルには、フロントアクスルとリアアクスルに、最大出力204hpを発生するモーターを搭載していた。今回のアップデートでは、リアアクスルに自社開発の最大出力249hpの永久磁石電気モーター、フロントアクスルに新開発の最大出力159hpの非同期電気モーターを搭載する。

バッテリーは蓄電容量が82kWhで、バッテリーの冷却性能や車両全体での効率の向上が追求された。これにより、1回の充電での航続は、XC40リチャージが最大438kmから500kmへ、62km拡大する(いずれもWLTPサイクル)。C40リチャージの場合、航続は最大451kmから507km(いずれもWLTPサイクル) に引き上げられた。

エクステリアは小変更を受けた。新デザインの19インチアルミホイールを採用する。このアルミホイールは、エアロダイナミクスを向上させる新デザインによって、空気抵抗を減らす効果を発揮する、としている。

《森脇稔》

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