織戸学プロデュース、GR 86『MFゴースト』は「すべてのパーツが不可欠」…東京オートサロン2023

織戸学プロデュース、GR 86『MFゴースト』は「すべてのパーツが不可欠」…東京オートサロン2023
織戸学プロデュース、GR 86『MFゴースト』は「すべてのパーツが不可欠」…東京オートサロン2023全 14 枚

2023年にテレビアニメ放送が予定されている『MFゴースト』(以下、MFG)。しげの秀一による『頭文字D』の後継作品だ。本作の版元である講談社は東京オートサロン2023に出展し、作品の世界観を現実世界に再現したトヨタ『GR 86』カスタムを展示した。

【画像全14枚】

この「MFGコンセプト」のプロデューサーは、今年5年目となる“MAX織戸”こと織戸学氏が担当。カスタマイズに使用したパーツのこだわりや、実際に運転したフィーリングを伺った。

■織戸学氏インタビュー

---:MFGコンセプトのプロデュースで目指したポイントをお聞かせください。

織戸学氏(以下、織戸):今回のMFGコンセプトは、GR 86をベース車両にして2年目です。目指した方向性は2022年モデルと同じですが、作品のレギュレーションに合わせて、最大限によいパーツをチョイスしました。

---:組み上げた車に乗った感想は?

織戸:非常にいい仕上がりでした。すべてのパーツがバランスよく機能しています。もともとGR 86はポテンシャルの高い車ですが、さらにレベルアップさせるような感じでした。どれひとつ欠けても、このようなフィーリングにならないでしょう。サスペンションが活きるのは、ホイールの剛性があるからです。そして、そのフィーリングを感じ取れるのは、フルバケットシートが装着されているからです。

---:装着したすべてのパーツが不可欠だったのですね。

織戸:はい。4本のタイヤが、つねに路面とコンタクトをとっている理想的なマシンに仕上がりました。こうすることにより、運転手は“安心感”を得られます。今回のマシンは、ピーキーでレスポンスがいいハンドリングではなく、ハンドルを切ったぶんだけ曲がってくれて、アクセルを踏んだぶんだけ加速してくれます。

---:パーツ選びに悩んだところはありましたか?

織戸:悩むことはなかったです。GR 86をベースとするのが決まっていたので、「ここをこうしたらよさそうだ」という考えはすぐに浮かびました。

---:ユーザーにはワンパッケージで揃えてほしい?

織戸:このパッケージで揃えていただければ、間違いはないと思います。

---:金額がけっこうな額なので……。少しずつ変えたい人もいると思います。そういう方は、どこから変えたらよいですか?

織戸:もちろん、すべて変えたら高額です。そういう方はひとつずつカスタムして楽しんでほしいです。どのパーツから選ぶかは、人によります。例えば、その方が走りたいのかスタイルにこだわりたいのか、それによって始めの選択肢は違います。“走り”だったらサスペンションだけ、“見た目”を重視するならタイヤホイールだけ。“エンジンサウンド”も“見た目”も欲しいならカキモトのマフラー。車に何を求めてるかによって、選んでいただきたいです。

---:見た目に関して言えば、去年は存在しなかったウイングが装着されています。

織戸:サード(SARD)のウイングはファッションだけでなくマシンの性能もあがります。GR 86はベースがとてもいい車なので、パーツをつけただけでかなり遊べるマシンになりました。

リアウイングだけでなく、レイズ(RAYS)のホイールも印象的ですが、去年とモデルは同じです。カラーだけ「ダイヤモンドブラック」に変えています。去年はマットでしたが、今年は光沢が美しく高級感があります。レイズのホイールはレースのノウハウが製品開発に活かされているので、ファッション性だけでなく性能がとても優れています。ハンドリングに大きく貢献しているのは間違いないです。

---:シートがセミバケットタイプからフルバケットシートに変更されていますが、その理由は?

織戸:走りに特化させたためです。“フルバケットシート”と聞くと、昔のイメージは「窮屈そうだ」と思われてしまいますが、ブリッド(BRIDE)のバケットシートは日本人の体型にフィットするように作られていて、剛性もクッション性も高いんです。だから長時間運転していても、意外と苦にならないんです。それに、シートの調整って、前後以外は頻繁に行いませんよね? 実際に体験してほしいです。

《佐藤隆博》

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