JR西日本は1月30日、2023年度から岡山・備後エリアの山陽本線などに導入する新型車両の愛称名を「Urara(うらら)」に決定したと発表した。

この新型車両は和歌山地区や広島地区に導入されている227系近郊型電車の増備車で、愛称名をTwitterで公募。岡山・備後エリアの豊かで穏やかな気候・風土をイメージした「豊穏(ほうおん)の彩」をデザインコンセプトとした車両にふさわしく、親しみをもって呼びやすいとして、およそ1200件の応募のなかから「Urara」が選ばれた。
編成は2両と3両の2パターンがあり、計101両を導入。岡山・備後エリアの車両としては初めて衝撃吸収構造が採用されるほか、先頭車間転落防止ホロ、戸挟み検知装置、運転士異常時列車停止装置(EB-N装置)も導入される。
