車内Wi-Fiとオーディオを充実させたキャンピングカー登場…車内で過ごす時間が長いからこそ

ロビンソン771<カロッツェリア製品装着車両>
ロビンソン771<カロッツェリア製品装着車両>全 4 枚

需要が増しているレンタルキャンピングカーは、比較的長期のレンタルが多く、ユーザーが車内で過ごす時間も長い。移動中はもちろん、停車中のリラックスタイムも充実させるために、車内Wi-Fiとオーディオを充実させたレンタルキャンピングカーが登場した。

自動車総合情報プラットフォーム『レスポンス』とカーオーディオを中心としたアフターマーケットをフォローする『プッシュオン!マイカーライフ』を運営するイードと、ジャパンキャンピングカーレンタルセンター(ジャパンCRC)を運営するキャンピングカー株式会社(CCKK)が共同企画、パイオニア「カロッツェリア」ブランドの製品を多数搭載したキャンピングカーのレンタルを、1月31日より開始する。関係各社が同日発表した。

アウトドアでの利用というイメージがあるキャンピングカーだが、近年ではビジネス利用や観光旅行の際の車中泊場所としての利用など、多様な使われ方をしている。ユーザーはキャンピングカー車内で長い時間を過ごすため、自宅で過ごすのと同じようにYoutubeやNetflixなどの動画視聴や、通信ゲームなどの様々なエンターテイメントを快適な環境で利用できるかが、重要な要素となっている。

そこで、容量無制限の車内Wi-Fiの構築や、ハイグレードスピーカー搭載による高音質化を体感できるよう、実績のあるカロッツェリア製品を使用することで、幅広いユーザーが満足できるようなキャンピングカーが企画された。

車両は、トヨタ『ハイエース・ロング』をベースとした、CCKKオリジナル車両の『ロビンソン771』を採用した。室内空間を確保しながら車両全長は4990mmと扱いやすい。ペットも同乗OKだ。

●搭載カーナビ/カーオーディオ機材

AVIC-CW912ll-DC……ナビ機能と様々なオンラインエンタメ機能を搭載したカロッツェリアのフラッグシップシリーズ「サイバーナビ」の最新モデル。通信し放題のWi-Fiスポット機能も搭載し、車内でオンラインコンテンツを楽しめる。

TS-C1730SII(セパレート2ウェイスピーカー)……ハイレゾ再生に対応するクオリティとコストパフォーマンスの高さで人気のカロッツェリアスピーカーをフロントに装着。ハイエース専用取付キット(UD-K304、UD-K5311)を使うことで純正スピーカーからの交換とツイーターの増設がされており、臨場感ある音の提供を意図した。

TS-WX400DA(パワードサブウーファー)……コンパクトな設計でありながら迫力ある重低音を再生するパワードサブウーファー。コントローラーで2つの重低音モードの選択や音量設定も可能だ。

TS-E1010(コアキシャル2ウェイスピーカー) ……ハイレゾ再生に対応するクオリティを持ちながら幅広い車種に取付けが可能なユニットスピーカー。車内上部に取付けることによって音が降り注ぐような臨場感を体験できる。キャビン部での再生環境を改善させた。

利用料金(消費税込)は東京地区貸し出しで2万7500円から、大阪地区貸し出しで2万6400円から。従来のレス仕様から据え置きなので、ユーザーとしては実質オプション料金無料でカロッツェリア製品装着車両を借りられるわけだ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 「ゴツい見た目に、爽やかなブルーは反則」新型トヨタ『セコイア』発表で高まる日本導入への期待
  4. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る