[頼るべきはプロ!]相談から納車までのシミュレーション

「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:ゼプト<北海道>)。
「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:ゼプト<北海道>)。全 3 枚

ドライブの友となる音楽を今よりもっと良い音で楽しみたいと思うなら、「カーオーディオ・プロショップ」の門を叩こう。当特集ではそれを推奨し、そこがどんなところなのかを詳しく解説している。今回は、相談から納車までの流れを具体的に説明していく。

◆まずはお店のHPをチェックして、セットプランや営業時間等々を確認!

これまでは、「カーオーディオ・プロショップ」のバリューを詳しく解説してきた。それを踏まえて今回は、実際に店頭に行くところからシステムが完成するまでを紹介したい。

最初に、「カーオーディオ・プロショップ」に行く前にすべきことから説明しよう。まずはお店選びをする必要があるわけだが、どこにどのようなお店があるのかはカーオーディオ専門サイトの『PUSH ON! マイカーライフ』の「全国カーオーディオショップ検索」というページに載っている。または各メーカーの「取り扱い店」の一覧を見るのも手だ。そうして近くのお店を見つけて、それらのお店のHPを覗いてみよう。なおブログを展開しているお店も多いので、それを参照すると普段からどのような作業を行っているかを垣間見られる。

また、スピーカー交換等のセットプランを掲載しているお店も多いので、気になる提案があるかどうかもチェックしたい。さらには作業工賃の一覧や営業時間や定休日も確認しておこう。

そうして行きたいお店を絞り込んだら、メールや電話等で一報を入れると安心だ。その上でお店を訪問する日時をあらかじめ決めておくと、当日の相談がスムーズに進みやすくなる。

「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:ゼプト<北海道>)。「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:ゼプト<北海道>)。

◆お店では希望や現在のシステムに対する不満等々を話して、何をすべきか助言を得よう!

続いては、お店を訪ねてからの流れを説明していく。

お店に行ったらまずは希望や現在のシステムに対する不満点、そして予算を告げて、どんなことをすると良いのか話を聞こう。

なお昨今は、純正カーオーディオシステムの状況がメーカーや車種によって異なる部分が増えている。なので、車種によって何をすると効果的なのかが変わる部分も有り得ている。結果、自分のイメージしていたこととは異なるアプローチの提案を受けることも少なくない。そうであったら、その提案の意図を良く聞こう。そしてもしもその提案がしっくりこない場合には、一旦それを持ち帰ろう。または他店に行ってみるのも手だ。

逆に納得のいく、そして魅力的な提案が得られた場合には、それを実行するにおいてどんな製品を使うと良いのか、どんな取り付け方を行うか等々を詳しく決めよう。その上で何パターンかの見積もりを取ろう。

ちなみに見積もりはその場で出てくることもあれば、後日メール等で送られてくることもある。そのあたりは内容によっても変化する。そうしてもろもろを納得できてやりたいことが決まったら、商談成立となる。

「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:ゼプト<北海道>)。「カーオーディオ・プロショップ」にて製作されたオーディオカーの一例(製作ショップ:ゼプト<北海道>)。

◆商談が成立したら入庫日と納車日を決め、あとはシステムの完成を心待ちに♪

次には、作業日(入庫日)を決めよう。ちなみにいうと、最初に店を訪れてその日のうちに作業までが完了するケースはかなり少ない。カーオーディオ製品の取り付け作業にはある程度の時間を要する場合がほとんどで、さらには各店ごとで作業スケジュールが綿密に管理されている場合が多い。なので作業は後日となるのが一般的だ。

また、作業にどのくらいの時間を要するのかもメニューによってまちまちだ。入庫日と納車日が同一の場合も有り得るし、一泊二日のこともあればそれ以上のこともある。ただし、クルマを預けている間には代車を借りられる場合がほとんどだ。その件についてもあらかじめ確認しておこう。

そうして入庫日に愛車を持ち込んだら、あとはシステムの完成を待つのみだ。そして納車日に店舗を訪れ、オーディオシステムのビルドアップが完成した愛車と対面し音を確認しよう。今までとは見違えるサウンドクオリティに、感動するに違いない。

ところで特にスピーカー交換をした場合には、そのスピーカーを使い込んでいくうちに「エージング」が進み鳴り方が良い方向へと変わっていく(ある程度「エージング」が進むと音の変化率は少なくなる)。なので後日、サウンドチューニングの見直しをしてくれるお店も多い。

今回は以上だ。次回も「カーオーディオ・プロショップ」の利用法についての解説を続行する。お楽しみに。

《太田祥三》

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