ヤマハ発動機は2月1日、原付2種スクーター『アクシスZ(LTS125)』の燃料タンクに亀裂が入るおそれがあるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは2017年2月14日~2022年11月2日に製造された4万4848台。
対象車両は燃料タンクの取付け構造が不適切なため、悪路等を繰り返し走行すると、燃料タンク前方右側取付け部付近に過大な力が加わり、亀裂が生じるものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進行し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
改善措置として、全車両、燃料タンクの取付け構造を変更する。また、型式・車台番号に応じて、燃料タンクの新品交換などを実施する。
不具合は1件発生、事故は起きていない。海外市場からの情報により改善対策を届け出た。