アウディの高性能ハッチバック『S3スポーツバック』、改良でどう変わる?変更箇所をチェック

アウディ S3スポーツバック 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
アウディ S3スポーツバック 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 21 枚

2023年前半にもフェイスリフトがおこなわれるアウディ『A3』。今回は高性能モデル『S3スポーツバック』のプロトタイプを激写した。スクープサイト「Spyder7」が最新情報を伝える。

現行型となる第4世代A3は2020年に登場、スポーツバックは先代と比較して全長、全幅がそれぞれ30mm拡大、S3は同年8月に発表されたばかりだが、すでに改良新型に着手している。

アウディ S3スポーツバック 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)アウディ S3スポーツバック 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

豪雪のスカンジナビアで捉えたプロトタイプは、カモフラージュも薄く、変更箇所が見えている。フロントエンドでは、2つの積み重ねられた開口部と、大径のエアインテークを装備している。グリル中央のバーは太くなり、グリルは薄くワイドに進化、コーナーエアインテークともにメッシュパターンデザインも刷新されていることがわかる。ヘッドライトは同じ形状だが、内部LEDデイタイムランニングライトが新しくなっているようだ。

側面では、フェンダーとサイドシルがカモフラージュで覆われており、スタイリングは現行型と大差ないように見える。しかし、隠されているということは何らかの微調整が行われると考えて良いだろう。

リアエンドでは、刷新されたグラフィックのLEDテールライトを装備。バンパーは、現行の水平基調ではなく、垂直のリフレクターを配置。クワッドエキゾーストパイプはそのままだが、コーナーアウトレットと際立つディフューザーがなくなっている。

アウディ S3スポーツバック 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)アウディ S3スポーツバック 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

現行型S3のパワートレインは、最高出力306ps、最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載している。ここからアップデートがあるか注目だ。

A3としては2027年に登場する次世代型で大きく進化する。新開発のスケーラブル・システム・プラットフォームを採用し、パワートレインはBEV(バッテリー式EV)のみとなる。今回の改良は、次世代型へ移行する前の最後のICE(内燃機関)版A3ということになりそうだ。

A3改良新型のワールドプレミアは2023年前半と見られており、少し遅れてS3が2023年内に登場すると予想される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る