じつはオフロードも似合うデュカト:THE THIRD SPACE…ジャパンキャンピングカーショー2023

ジャパンキャンピングカーショー2023:デルタリンクのTHE THIRD SPACE
ジャパンキャンピングカーショー2023:デルタリンクのTHE THIRD SPACE全 16 枚

日本のキャンピングカービルダーであるデルタリンクジャパンキャンピングカーショー2023でフィアット『デュカトベースの新モデル『THE THIRD SPACE』(ザ・サードスペース)を発表、展示した。

ベース車両は2022年モデル。インバーター、エアコン、FFヒーター、キッチンシンク、冷蔵庫、ベッドルームなど基本的な装備は押さえられている。だが、これまでのラグジュアリーな内装から木の質感を活かしたウッディな内装、シックなインテリアが特徴だ。室内の天井パネル、棚やテーブルに天然木を使っている。素材はハードメイプルかオークが選べる。他にもオリジナルホイールやボディラッピングやカンガルーバーなどがオプションとして装着されている。

アドリアのキャンピングカーにデルタリンクがオリジナルの架装を内外装に施している。エアコンや冷蔵庫、インバーターなど装備は充実しているが、木をふんだんに使った内装によりリビングスペースやキッチンなどは温かみがあり落ち着く。名前のとおり自宅や職場とは違った、たとえば別荘のような「第3の空間」として愛着が湧く場所となりそうだ。

外装もそれにあわせてオフロード指向にアレンジされている。輸入キャンピングカーは、キッチンやベッド、シャワーなど生活の延長を優先させる。そのため、ハードなアウトドアとは少し趣を異にする。そのためか、マッドタイヤのデュカドは新鮮にみえる。ワイルドなタイヤ・ホイール、カンガルーバーなどは、公園やキャンプ場より自然あふれるフィールドにマッチしそうだ。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る