オフ系カスタム「オーバーランダー」が次のトレンド!? 特選14台レビュー…東京オートサロン2023

トヨタ ハイラックス
トヨタ ハイラックス全 21 枚

オーストラリアや北米のアウトバック(荒野)を旅するオーバーランダー。道なき道を走り荒野で野宿するスタイルが日本でも評判になっている。各種カスタムイベントではさまざまな車種をベースにしたオーバーランド仕様が登場。東京オートサロン2023出展車から14台を選んでレビュー。

オフ系のタイヤの装着、リフトアップはもちろん、ルーフトップテントやルーフラック、グリルバーなどのワイルドなパーツ群を備えた車両展示が数多く見られる。ベース車もハイラックスやランクル300などのオフ車はもちろん、クラウン・クロスオーバーやレクサスRXなど、多岐にわたったのも面白い現象。オフ車では無いベースを上げて楽しむ文化が徐々に日本にも浸透してきているようだ。

◆スバル アウトバック

スバル アウトバックスバル アウトバック

オーバーランドスタイルのキーワードのひとつがルーフトップテント。いずれもどこでも安心して寝られるスペースを確保するには必須だ。スーリーのニューモデルを装備したアウトバックが決まってる。

◆ミツビシ デリカ

ミツビシ デリカミツビシ デリカ

補助灯を取り入れたカスタムアレンジもオーバーランドにはひとつのポイント。IPFのデモカーにはルーフラックにLED丸型ランプを装備。サイドオーニング下にも作業灯を備えた。ワイルドなラダーも気分を盛り上げる。

◆トヨタ ランドクルーザー300

トヨタ ランドクルーザー300トヨタ ランドクルーザー300

ロードハウスが作ったランクル300がヘビーな仕上がり。エルフォードブランドの22インチホイールを履きこなす足もとはワイルド。KADDISブランドのワイドボディキットを組んだスタイルもアウトドア感満点。

◆ニッサン キャラバン

日産 キャラバン日産 キャラバン

キャラバンを6インチアップしてオフロードテイストに仕上げたのがボディライン。オリジナルキャリアやステップなどで無骨に仕上げた外装がアクロをものともしないオーバーランダーをイメージさせる。

◆トヨタ アルファード

トヨタ アルファードトヨタ アルファード

ハンドメイドで仕上げたとは思えないオフテイスト満点のアルファード。バンパーを大胆にカット、ハイエース用のブルバーをベースにグリルガードをワンオフ、ハートランドのボディリフトなどを組んだフォルムも圧巻。

◆ダイハツ アトレー

ダイハツ アトレーダイハツ アトレー

ダイハツブースに展示されたATRAI WILDRANGER。アトレーベースにハイルーフを備えたフォルムがワイルド。ルーフサイドにはパドルを装備、ルーフ前方には作業灯を設置するなどアウトドアで活躍する仕様。

◆トヨタ ハイラックス

トヨタ ハイラックストヨタ ハイラックス

エクシズルが展示したハイラックスはベッドにカーゴシステムを備え、上部にはルーフトップテントを装備する本格派。このまま砂漠に出かけてオーバーランダーになってしまえるほどの仕様だ。

◆トヨタ RAV4

トヨタ RAV4トヨタ RAV4

RAV4もアレンジ次第でオーバーランドな仕様にモディファイできることを見せつけたのがエクシズルラインのこのクルマ。ラギッドケースと呼ばれるルーフトップの大型収納は長旅にも耐える大容量だ。

◆ジープ グラディエーター

ジープ グラディエータージープ グラディエーター

ジープのダブルキャビントラックであるグラディエーターをベースにしたエクシズルラインの車両。ベッドにフレームを組むカーゴシステムの装備が見どころ。アウトドアで役立つ装備をここに集中設置できる。

◆トヨタ クラウンクロスオーバー

トヨタ クラウンクロスオーバートヨタ クラウンクロスオーバー

クラウンクロスオーバーもワイルドなカスタムアレンジが似合うクルマだ。MTGが作ったクラウンクロスはオフロードタイヤを組んだ足まわりが印象的。ヤキマのフールキャリアなどでオフを旅する仕様を演出。

◆トヨタ ハイラックス

トヨタ ハイラックストヨタ ハイラックス

オーストラリア仕様のハイラックスのワイドボディをベースにしたGTG(群馬トヨタグループ)。ベッドにはラックを組んでオフロードでのレスキューアイテムを装備。オーバーランダーのイメージを再現した。

◆トヨタ クラウンクロスオーバー

トヨタ クラウンクロスオーバートヨタ クラウンクロスオーバー

クラウンを開発したスタッフがみずから手がけたのがクラウンアウトドアコンセプト。40mmのリフトアップオーバーフェンダーを備えATタイヤを履きこなす。ボンネット前には作業灯も装備。トヨタからこんな仕様が登場するかも?

◆レクサス RX450

レクサス RX450レクサス RX450

レクサスからはRX450をベースにしたのアウトドアコンセプトが登場した。こちらはルーフトップテントの装備やATタイヤの装着などで、RXでもアウトドアが似合うことをアピールした。

◆レクサス GX460

レクサス GX460レクサス GX460

海外モデルであるレクサスGX460をベースに専用フロントバンパーやスキッドプレート、ルーフラックなどを備えた仕様をお披露目。プラドユーザーも注目のアウトドアカスタムとなった。

《土田康弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る