住友ゴム、タイヤ販売好調もコスト増で営業利益7割減 2022年12月期決算

ダンロップ SP SPORT MAXX 060+(東京オートサロン2023)
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住友ゴム工業は、2022年12月期(2022年1-12月)の連結決算を発表。タイヤ販売は好調だったが、海上運賃や原材料価格、エネルギーコストの高騰などにより、タイヤ事業は増収減益となった。

国内新車用タイヤは、世界的な半導体不足等により自動車メーカーの減産が続いていることの影響を受け低調に推移。足元の販売状況は前期を上回るなど回復傾向はみられるものの、累計の販売は前年同期に比べて若干下回った。

国内市販用タイヤは、年初より好調に推移していたが、年末にかけては降雪の遅れや物価上昇によるタイヤ消費マインド低下の影響がみられた。夏タイヤでは新商品のフラッグシップタイヤやプレミアム商品の販売に注力したほか、好評を得ているオールシーズンタイヤは市場認知度が徐々に上がってきており販売を伸ばした。冬タイヤの販売は年間ではほぼ前期並み。これらの結果、販売は前期とほぼ同等となった。


《纐纈敏也@DAYS》

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