究極のBMW M3 、復活の「CS」は550馬力ツインターボ搭載[詳細写真]

BMW M3 CS 新型
BMW M3 CS 新型全 20 枚

BMWは、高性能セダン『M3 CS』の新型を欧州で発表した。およそ5年ぶりに復活したM3 CSは、限定生産車となる予定で、日本市場への導入も計画されている。

新型M3 CSは『M3セダン』の4WD仕様の「M xDrive」をベースに、さらなる高性能を追求した。新型の直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、ターボのブースト圧を1.7バールから2.1バールに引き上げるなどのチューニングを受けた。この結果、最大出力はM3セダンの「コンペティション」に対して、40hpプラスの550hp/6250rpmに高められた。最大トルクは66.3kgmに据え置かれたが、2750~5950rpmのより幅広い領域で引き出される設定とした。

トランスミッションは「ドライブロジック」を搭載した8速「Mステップトロニック」を組み合わせる。動力性能は、0~100km/h加速が0.1秒短縮され、3.4秒に。「Mドライバーズパッケージ」が標準装備されており、最高速は、290km/hから302km/h(リミッター作動)に引き上げられている。

レーシングカーのノウハウを生かして、軽量化に取り組んだ。ルーフに加えて、CFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)を、ボンネットやフロントスプリッター、フロントエアインテーク、ドアミラーカバー、リアディフューザー、リアスポイラーに使用した。「Mカーボンフルバケットシート」標準装備。センターコンソール、ステアリングホイールのパドルシフト、インテリアトリムもCFRP 製とした。チタン製サイレンサーでマイナス4kgなど、合計でおよそ20kgの軽量化を図り、車両重量は1765kgに抑えられている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  2. ホンダ『モンキー』イベントに過去最高の550台超が集結!「自腹」でも続ける「二輪文化継承」への思い
  3. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
  4. ハーレーダビッドソン、横浜で交通安全パレード開催へ 先頭ライダーは魔裟斗
  5. ワゴンは“古くて新しい”…今、面白い車とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  2. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  5. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
ランキングをもっと見る