真横移動、その場旋回も可能な操船デバイス「DRiVE X」搭載、最高峰スポーツボート『275SDX』発売

ヤマハ 275SDX
ヤマハ 275SDX全 1 枚

ヤマハ発動機は、ニューモデル『275SDX』を含む、スポーツボートシリーズの2023年モデル全4機種を5月より順次発売する。

275SDXは、卓越した走行性能と快適な居住空間を特徴とするスポーツボートのフラッグシップモデル。新操船デバイス「DRiVE X」の採用で抜群の操縦性を実現する。DRiVE Xは従来モデル『275SD』に採用されていた独自のパドルコントロールシステム「DRiVE」の進化版。真横方向への移動やその場旋回を可能にし、離着岸や狭い水路などでの操縦性を飛躍的に高める。

パワーユニットは高性能SVHO(スーパーチャージャー付き)エンジンの2基掛けジェット推進システムを搭載。圧倒的な加速性能とスピード性能を発揮する。また、後進時の舵効きを高める「リバースバケット&ノズル」など、様々な場面で優れた走行性能を発揮する。

エンジン情報や走行情報、各種操船コントロールは、12.3インチのカラー液晶「コネクスト(CONNEXT)・マルチファンクションディスプレイ」で集中管理。また、Bluetooth接続が可能な高品質オーディオシステムとのリンク・操作により、快適なボーティングを提供する。

外観デザインは、バウ(船首)からスターン(船尾)に至るまで一体感のある広々としたデッキレイアウトを採用する。最後尾のスイミングプラットフォームは、素足に心地よいマット素材を採用。シャワーも標準装備となり、マリンプレイ後の海水を流すことができ、快適な水上ステージとなる。スターンシートはバックレストを前方に移動してサンベッドとしても使用できるなど、様々なシートアレンジが可能。さらにギャレー(キッチン)や収納スペースの確保をするなど居住性を高めている。

2023年モデルのスポーツボートは275SDXのほか、ウェイクスポーツに特化した『255XD』、多様なマリンプレイに対応する『252XE』、コンパクトな艇体ながら走行性、機能性、居住性をハイレベルで実現した『AR195』をラインアップし、幅広いニーズに対応する。

価格は275SDXが3214万4376円、255XDが2217万0962円、252XEが1799万0962円、AR195が1014万4376円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る