“数珠つなぎ走行”でギネス記録、新型車も登場…ランボルギーニが60周年イベント@鈴鹿サーキット

ランボルギーニ ウラカンステラ―ト
ランボルギーニ ウラカンステラ―ト全 27 枚

アウトモビリ・ランボルギーニは2月23日に、鈴鹿サーキットにおいて、60周年を祝う「ランボルギーニデイ」を開催し、ギネス記録も達成した。

60th Anniversary Lamborghini Day Japan@鈴鹿サーキット60th Anniversary Lamborghini Day Japan@鈴鹿サーキット

明け方に降った雨も上がり、最初の走行となるClassic Carオーナーのパレードランが始まる頃には路面も乾いたドライコンディション。『クンタッチ』や『ディアブロ』はもとより、『ミウラ』や『ウラッコ』、『ヤルパ』、そして素晴らしいコンディションの『エスパーダ』も走行し、60周年となる同社の歴史的イベントが幕を開けた。

ランボルギーニ エスパーダランボルギーニ エスパーダランボルギーニ ウラッコP200ランボルギーニ ウラッコP200ランボルギーニ ヤルパランボルギーニ ヤルパ

この日最大のイベントは、ランボルギーニの各車が鈴鹿サーキット本コースを「数珠つなぎ」で走行し、ギネス記録に挑戦することだ。ギネス記録を達成するためには、コース内を3.2km以上走り、参加台数は100台以上。そして、そのパレード中の車間距離はおよそ2台分を空けながら1度も停車せずに走りきることが条件とされた。

60th Anniversary Lamborghini Day Japan@鈴鹿サーキット60th Anniversary Lamborghini Day Japan@鈴鹿サーキット

そして251台のランボルギーニによってギネス記録を達成。アウトモビリ・ランボルギーニチェアマン兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏は、「今回、このような素晴らしい記録の達成に参加いただいた、ランボルギーニのオーナーの皆様に心より感謝する」と笑顔でコメントした。

アウトモビリ・ランボルギーニチェアマン兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏アウトモビリ・ランボルギーニチェアマン兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏

鈴鹿サーキット会場内はまさにランボルギーニで埋め尽くされ、ピットエリアもウェア類の販売だけでなく、ヒストリックモデルやパーソナライゼーションプログラムを施したアドペルソナムの車両、そして、先日公開されたばかりのアートピース、『Time Gazer』と『ウラカンSTO』をベースにした『ウラカンSTOタイムチェイサー111100』も展示された。

ランボルギーニ ウラカンSTOタイムチェイサー111100ランボルギーニ ウラカンSTOタイムチェイサー111100Time GazerTime Gazer

そしてラウンジには、『ウラカンステラ―ト』も日本初公開。ベースとなった『ウラカンEVO』に対して、車高を44mm引き上げオフロード走行も視野に入れた仕様で、専用の走行モード“ラリー”も備えている。価格は公表されていないが、1499台の限定生産で、2月から製造が開始される予定だ。

ランボルギーニ ウラカンステラ―トランボルギーニ ウラカンステラ―ト

日本でのランボルギーニ60周年記念イベントはTime GazerとウラカンSTOタイムチェイサー111100の発表と今回のランボルギーニデイ、そこに続いてGiroと呼ばれるツーリングが行われることになっている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る