544馬力ツインモーター搭載、BMW『i7』…米コンクールデレガンスのEVパレードに参加

1回の充電での航続は最大625km

最新世代の「iDrive」オペレーティングシステム

後席用「BMWシアター・スクリーン」は31.3インチ

BMW  i7 の「xDrive60」
BMW i7 の「xDrive60」全 10 枚

BMWは2月28日、BMW「7シリーズ」新型のEV『i7』の「xDrive60」グレードが3月5日、米国で開催されるコンクールデレガンスイベント「Amelia」の「Taking Charge Parade」に参加すると発表した。

写真:BMW i7

Taking Charge Paradeは、Ameliaの最終日の3月5日に行われる恒例のイベント。2021年からEV部門が設けられ、各メーカーのEVがパレードに登場している。

◆1回の充電での航続は最大625km

i7のxDrive60グレードのEVパワートレインには、第5世代の「BMW eDrive」テクノロジーを導入する。フロントアクスルとリアアクスルのそれぞれに、電気モーター、パワーエレクトロニクス、トランスミッションをコンパクトに一体設計した。

フロントのモーターが最大出力258hp、最大トルク37.2kgm、リアのモーターが最大出力313hp、最大トルク38.7kgmを引き出し、システム全体で544hpのパワーと、76kgmのトルクを獲得する。パワフルなツインモーターは、0~100km/h加速4.7秒、最高速240km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は101.7kWh。厚さ110mmのスリムな高電圧バッテリーは、車両の床下の低い位置にレイアウトされる。1回の充電での航続は、最大625km(WLTPサイクル)に到達する。バッテリーは、最大出力195kWの急速充電に対応しており、およそ10分で170kmの航続に必要なバッテリー容量を充電できる。

BMW  i7 の「xDrive60」BMW i7 の「xDrive60」

◆最新世代の「iDrive」オペレーティングシステム

i7には、BMWのEVに共通する「iブルー」のアクセントが配されており、セグメントをリードする持続可能性を強調している。キドニーグリルには、BMW iのロゴが付く。エアインテークの水平バー、サイドスカートとリアバンパーのトリム、フロントとリアのBMWロゴの周囲は、BMWのiブルーで仕上げている。

EVの『iX』、『i4』と比較して、充電ソフトウェアが改善されており、高電圧バッテリーの温度がより正確に制御され、充電プロファイルを保存できる。これに加えてi7では、「BMWマップス」搭載のナビゲーションシステムが、充電に最適化されたルートをより迅速かつ詳細に表示するようになった。

新しい「マイモード」と最新世代の「iDrive」オペレーティングシステムによって、革新的なユーザーエクスペリエンスを実現することに重点を置く。マイモードを使用すると、ドライバーは車両の走行特性やインテリアの雰囲気をカスタマイズできる。

BMW  i7 の「xDrive60」BMW i7 の「xDrive60」

◆後席用「BMWシアター・スクリーン」は31.3インチ

14.9インチの「BMWカーブド・ディスプレイ」に加えて、インストルメントパネル、ドア部分の新設計ライトとストリップが、現代的なルック&フィールと品質を表現する。 BMWインタラクションバーはアンビエントライトの一部であり、一体デザインのコントロールボタンも備えている。さらに、新開発のスカイラウンジパノラマガラスルーフには、個別に調整可能なLEDライトスレッドが付く。

i7の後席には、快適な移動空間だけでなく、映画のような体験を可能にする新しいエンターテインメントシステムを採用する。天井から展開する「BMWシアター・スクリーン」は、31.3インチのディスプレイ、32対9のパノラマ表示フォーマット、8Kのストリーミング解像度を備えたワイドスクリーンだ。後席をプライベートシネマラウンジに変え、乗員はさまざまなストリーミングオファーから個人的なエンターテインメントプログラムを選択し、楽しむことができるという。

後席には、「エグゼクティブ・ラウンジ・シート」を採用する。後席の乗員は、足を伸ばしてくつろぐことができる。後席のドアパネルには、5.5インチのタッチスクリーンを組み込む。インフォテインメントシステムやBMWシアター・スクリーン、オートエアコン、シート設定などを、くつろいだ状態のまま、操作することができる、としている。

《森脇稔》

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