意外に通る車検カスタムと意外に厳しい車検カスタムがある

意外に通る車検カスタムと意外に厳しい車検カスタムがある
意外に通る車検カスタムと意外に厳しい車検カスタムがある全 6 枚

カスタマイズと車検は切っては切れない関係。公道を走る以上、合法状態で走らなければならないのは当然のこと。しかし、うっかりすると違法になってしまうこともある。意外と緩く、意外と厳しい車検とカスタムを検証。

【画像全6枚】

◆車検時だけ戻すのはNG。いつも車検に通る状態で当然

車検は自家用車の場合は新車時は3年。その後は2年に1度だが、カスタマイズする以上その時だけ戻して車検に通すというのはもちろんダメ。いつも合法な状態でなければ公道を走ることはできない。そこで気になるのはどんなカスタムはOKで、どんなものはNGかということだ。排気騒音などの規制は年々厳しくなってきているが、逆にタイヤのはみ出しなどは以前よりもルールが緩和されている部分もある。いま一度、車検にまつわるルールをおさらい。

【1】車高は基本90mm以上だが、細かいルールがある

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最低地上高は90mm以上なければならない。しかし、これは微妙な表現。実は灯火類が付いていないリップスポイラーなどは含まれない。サイドステップなども90mmを下回っていても問題ないので、必ずしも90mmの板の上を通過できなければ車検に通らないわけではないのだ。

車種によっては、ボディ下のボルトなどが最低地上高になることもある。そこを短いボルトに変更することで10mm近く余裕を持たせることができるとか、フロアバーを付けたら劇的に最低地上高が下がってしまうということもある。そういった影響から近年はマフラーも最低地上高を下げやすい大径パイプよりも、デュアルパイプが増えているということもあるのだ。

【2】マフラーは事前認証を受けたもの

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2010年4月以降に生産されたクルマのマフラーには事前認証が必要。事前認証とはマフラーメーカーが騒音などを事前にテストしてその性能の認証を受けたモデルに与えられる許可のことで、専用のプレートがマフラーに付けられていたり、認証を証明する書類が添付されていたりする。

なので2010年4月以降のクルマは、この事前認証を取得したマフラーしか使えない。どんなに静かでもそもそも違法扱いになってしまうのだ。それ以前に作られたクルマはでは以前の通りのルールで、車検場で音量を測って、所定の音量以下であれば車検を取ることができる。

【3】タイヤはゴムなら10mmまでハミ出てもよくなった

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タイヤとホイールについては、これまで垂直線から前方に30°、後方に50°の範囲内で、タイヤもホイールも飛び出してはいけなかった。しかし、ルールが緩和され現在は同じ範囲内でタイヤのゴムは10mmまでハミ出してもよくなったのだ。これによってタイヤのリムガードが飛び出して違法だったサイズも、合法になったのだ。

しかし、ホイールはこれまで通り飛び出してはいけない。湾曲したスポークを持つホイールは、その範囲内で飛び出していると違法になってしまうのは以前から変わっていないのだ。

【4】エラーマークが点灯したままはNG

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昔はエアバッグを外したままで、警告灯が点灯したままという人も多かった。ときにはそのランプが眩しいからとメーターの警告灯の部分に黒いテープを貼ってしまうなんて人もいた。

現在は車検時に警告灯が点灯しているとNG。きちんと対策をして警告灯を消しておかなければならないのだ。意外とエアバッグやABSの警告灯が点灯したままという人もいるが、よくないことなのできちんと対策をしてもらいたい。

【5】シートについては要確認!!

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シートはこれまでバケットシートは背面がむき出しだと車検不可とか、レールとシートが同一メーカーならOKとかいろいろと言われてきたが、近年ルールが変わってきている。現在は基本的にそのシートとレールがそのクルマにおいてきちんと安全かを証明した書類の提出が求められるようになっている。まだ、そこまで求められない場合もあるようだが、車検場でシートを交換しているとその証明書類の提出を求められるようになってきている。なので、事前にシートメーカーなどから証明の書類をもらわなければならない。

各社で対応が異なるようだが、証明書類はショップ向けに発送され、個人ではもらうことができないこともあるようなので、シートを交換している場合は事前にプロショップに相談し、然るべき対策をした上で車検に臨むようにしてもらいたい。

《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

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