車載防災グッズ、人気の3点セットは「水、食料、トイレ」

車載防災グッズの例
車載防災グッズの例全 3 枚

防災グッズに関心が集まっている。車ユーザーは愛車にどのような防災グッズを搭載しているのか。自動車情報メディア『レスポンス』は読者対象にアンケート調査を行なった。その結果、もっとも準備されているものは水、食料、トイレとなった。

これら3点はセットで搭載している人が多い。食料は非常食で、お菓子や乾パンも含む。食料は2食分を用意している人もいた。携帯トイレ、簡易トイレは大小用を用意する。「簡易トイレを後部のトランクに積んでおり、渋滞走行中に使えず困った。帰宅後、大人用おむつと、片手で受けられる簡易トイレを購入し、グローブボックスに入れている」。

ついで多かったのが防寒着、着替え毛布や寝袋、使い捨てカイロなど暖房器具もあると役に立ちそうだ。防寒具一式=氷点下に対応したコート、オーバーパンツ、手袋を用意している人もいて、厳冬期の車外作業を想定しているようだ。

作業のための工具類を搭載している人も多い。「工具類」でひとくくりにすると最多回答数になるかもしれない。工具類の中で多かったのがライト。蛍光灯、18650 LEDフラッシュライト(18650は電池の規格)、紫灯といった回答があった。牽引ロープ、ワイヤー、シャックル、ブースターケーブル、ジャンプスタート用リチウムイオンバッテリーといった、レスキュー用の工具も回答が多かった。長靴、カッパ、軍手、ゴム手袋、スコップなどは、工具ではないが、作業用の備品だ。笛という回答も。

スマホ充電器、解氷スプレー、タイヤチェーンあたりは意外と回答数が少なかった。防災グッズというよりは常備品の部類になるのだろう。タイヤチェーンについては、「冬の長野に行く道中でチェーンを購入したが、運転に自信がないので目的地の最寄り駅に駐車し、バスで向かった」という声があった。

役に立たなかった防災グッズとしての回答は、前述の自重して結局使わなかったチェーンのみ。「マーフィーの法則通り、準備万端なら災害にあいません。役に立たないのは防災グッズの全て(笑)」。あわない、とまでは断言できないが、備えあれば憂いなし、だ。







パトライト 流線型回転灯 KW-12 DC12V 紫色
¥3,750
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

携帯トイレ 大便もOK 「万能トイレくん」 2個組み
¥1,320
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る