さらに長く、美しく…VW『パサート ヴァリアント』次期型、内外装をスクープ

VW パサート ヴァリアント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
VW パサート ヴァリアント 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 24 枚

VWが現在開発を進める主力モデル『パサート ヴァリアント』次期型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。現行型パサート(B8型)は2015年にデビュー、これが8年振りのフルモデルチェンジとなる。

VW『パサート ヴァリアント』次期型プロトタイプの内外装

社内コード「B9」と呼ばれる次期型プロトタイプは、まだまだボディ前後をダミーコンポーネントとステッカーで偽装している。しかし、ホイールベースが劇的に延長され、サイドビューからは、薄く長いウィンドウ、緩やかに傾斜するルーフラインが見てとれる。『アルテオン シューティングブレーク』のような長く、低く、かなりスポーティで優雅なボディスタイルとなっていることが確認できる。

キャビン内は、IDブランドと共通点を多く持つものとなる。『ID.7コンセプト』で見せた、正方形のスクリーンタブレットがダッシュの中央に配置されるのが特徴だ。またシフトレバーは従来型ではフロントアームレストに非常に近いセンターコンソールに配置されているが、次期型ではステアリングコラムに取り付けられる。

パワートレインは、1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたPHEV、48Vのマイルドハイブリッドなどがラインアップされる。

フォルクスワーゲンは2030年までに欧州での販売の70%を電気自動車にすることを計画しており、次期型は、ICE(内燃機関)を搭載する最後のパサートとなる可能性がある。

ワールドプレミアは、2023年内と予想。基盤を共有する第4世代のシュコダ『スペルブ』と合わせて、スロバキアのブラチスラバで生産予定となっている。また次期型ではパサートセダンの廃止が濃厚となっており、今後の動向に注目だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
  5. 【スズキ クロスビー 改良新型】フルモデルチェンジ級進化の原点は「ハスラーとの差別化」だった
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る