もはや絶滅危惧種? こんなにあった国産“横開き”バックドア車【懐かしのカーカタログ】

トヨタ・ラウム(初代)
トヨタ・ラウム(初代)全 16 枚

過日新型が導入されたルノー『カングー』といえば、いわゆる観音開きのダブルバックドアがトレードマーク。一方で国産の乗用車系でも“横開き”のバックドアをもつモデルがあった。今ではほぼ絶滅危惧種になってしまったが、今回はそうしたクルマを振り返ってみたい。

【画像全16枚】

◆日産・キューブ

日産キューブ(初代)日産キューブ(初代)

デザインコンシャスなコンパクトカーとして魅力を放った2代目(2002年)の『キューブ』。個性の塊のようなクルマだったが、とくに左右非対称デザインのリヤエンドは印象的で、ここに“片手に荷物を持ったまま、狭い場所でも軽く開閉できる横開きバックドア”(当時の広報資料より)が設けられた。

日産キューブ(初代)日産キューブ(初代)

スクエアなボディを活かしたクラストップレベルの開口幅(1122mm)と荷室幅(1010mm)も実現。横開きドアは3代目でも踏襲された。

◆トヨタ・ラウム

トヨタ・ラウム(初代)トヨタ・ラウム(初代)

1997年に初代が登場した『ラウム』。当時の『スターレット』クラスのコンパクトな実用車で、5名乗車ながら両側スライドドアをもち、前席側ドアもヒンジの工夫で開けた時にドア上部がより大きく開く構造になっていた。

トヨタ・ラウム(初代)トヨタ・ラウム(初代)

バックドアを横開きにしたことについて「家のドアもそうなっているでしょ?」と当時のチーフエンジニアは話していた。カタログでは“縦列駐車をした場合でも荷物の出し入れが簡単”と説明されている。

◆ダイハツ・ムーヴ

ダイハツ・ムーヴ(初代)ダイハツ・ムーヴ(初代)

初代の登場は1995年。“人も、車も、ムーヴしよう。”がキャッチコピー。ビッグキャビン&ウルトラコンパクトノーズを打ち出しに、Aピラーがそのままボンネットの開口見切り線につながるデザインなどが外観上の特徴だった。

ダイハツ・ムーヴ(初代)ダイハツ・ムーヴ(初代)

バックドアは“日常使い慣れている横開き式”(カタログより)を採用し、子供や女性を意識しての採用。広いガラスエリアの明るく開放的なキャビンスペースとともに親しみやすさを訴求していた。

◆三菱トッポBJ

三菱トッポBJ三菱トッポBJ

軽自動車の『ミニカ』から派生したモデル。カタログは1998年10月の登場時の最初のカタログ。キャラクターを使ったフレンドリーな体裁で、トップページには“でっかい楽しさ見つけに行こう!トッポBJ出発!”のコピーが躍る。

三菱トッポBJ三菱トッポBJ

実車は全高を高くし(ルーフレールなしの状態で全高1695mm)、ヘッドクリアランスをたっぷりととったパッケージングが売り。バックドアは横開きに加えガラスハッチ付きとし、使い勝手をさらに高めていた。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『エスティマ』が“走りのミニバン”として復活か…アルファードと棲み分けは
  2. 700馬力の『GRカムリ』爆誕!? トヨタ最強セダンの可能性
  3. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  4. マツダ『CX-5』新型、RAV4やエクストレイルとどう違う? ライバル比較
  5. 物理的に発進阻止する盗難防止アイテム、『バリケード ブレーキペダルロック1』発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. マツダの車載CO2回収装置、走行中の貯蔵に初成功…回収量は前回比9.6倍の804gに
  2. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
  3. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  4. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  5. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
ランキングをもっと見る