欧州カローラクロスのライバルに!? ジーカー初のクロスオーバーSUV『X』をスクープ!

ジーカー X 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
ジーカー X 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 12 枚

中国・吉利集団(ジーリー)が展開するBEVハイエンドブランド「ZEEKR」(ジーカー)は、現在ブランド初となるクロスオーバーSUV『X』を開発中だが、その欧州版の市販型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

現在ジーカーは、ボルボ、ポールスター、ロータスと並び中国「ジーリー」傘下に属している。これまでシューティングブレークの『001』、1000万円超えの巨大ミニバン『009』を発売しており、これがブランド第3弾となる。

ジーカーXは、すでにプロトタイプの画像が公開されているように、5ドアクロスオーバーSUVで、全長175.2インチ(4450mm)、全幅72.3インチ(1836mm)、高さ61.9インチ(1572mm)となっている。 これらの数値は、全長175.6インチ(4460mm)、全幅71.9インチ(1826mm)、全高64.8インチ(1646mm)のトヨタ『カローラクロス』に近く、サイズ的には欧州市場でのライバルと言えるかもしれない。

ジーカー X 市販型プロトタイプ(スクープ写真)ジーカー X 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

スウェーデンの凍った湖で撮影されたプロトタイプは、スリットヘッドライト、流線型のボンネット、フラッシュドアハンドルを装備。通常ヘッドライトがある位置にはLEDデイタイムランニングライトを配置しており、メインのヘッドライトは、バンパーを横切る黒い水平ストリップの奥に隠れているようだ。

側面では、シャープなデザインラインと、後部が絞られているリアクォーターウィンドウが特徴的だ。後部には、LEDライトバーとグロスブラック仕上げの下部バンパーセクションが確認できるほか、スポーティーなルーフスポイラーも見てとれる。

ジーカー X 市販型プロトタイプ(スクープ写真)ジーカー X 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

ジーカーXは、スマート『#1』などを支えるジーリーの「SEA」プラットフォームを採用。最高出力268psを発揮するシングルモーター搭載モデルと、最高出力400psを発揮するデュアルモーター搭載モデルがラインアップされ、フラッグシップモデルでは、わずか3秒で100km/hに達する。

ジーカーXのワールドプレミアは4月の上海モーターショーで、欧州市場をターゲットに販売予定となっている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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