ロイヤルエンフィールド-改を世界初公開、80年代の耐久レーサーをイメージ…大阪モーターサイクルショー2023

ロイヤルエンフィールド改
ロイヤルエンフィールド改全 31 枚

ロイヤルエンフィールドは、3月17日に開幕した「大阪モーターサイクルショー2023」にて、カスタムバイク『ロイヤルエンフィールド-改』を世界初公開した。

ロイヤルエンフィールド-改は『コンチネンタルGT650』をベースに、名古屋市を拠点とするカスタムファクトリー「AN-BUカスタムモータース」の藤田浩一代表が製作。1970年代から1980年代にかけて耐久レースなどで活躍したレーシングマシンが持つ、スピード感あふれるスタイルにカスタムしている。

アルミ鋼鈑から叩き出して成型したフューエルタンクは細く長く、どの角度から見ても美しいラインで構成。その燃料タンクを支えるフレーム上部は、タンク形状に合わせ、1970年代から1980年代に活躍したレーシングマシンのフレームレイアウトをモチーフに再構築している。ステアリングヘッド周りや、エンジンマウントを含むフレームのダウンチューブ、スイングアームのピボットポイント周りはスタンダード・フレームを流用。フロントフォークはKAYABA製で、1980年代のレーシングマシンに多く採用されていた38mm径を選択。三つ叉は、KAYABA製フロントフォークに合わせて設計するとともに、藤田氏がイメージするスポーツライディングを実現するためにフォークピッチやフォークオフセットも専用設計している。

オリジナルのカーボン製カウル中央からオフセットした場所にはヘッドライトを配置し、1980年代の耐久レーサーをイメージ。カーボン繊維を目立ちすぎないよう、カウル表面にはマットブラックを絶妙な濃度でペイントしている。そのカウルから、少しだけエキゾーストパイプが見えるよう、カウルの形状や配置、エキゾーストパイプは藤田氏によって緻密にデザイン。エキゾーストパイプは、管長を長く取るために、蛇がトグロを巻くように複雑なレイアウトでカウル中に収めている。

ロイヤルエンフィールド-改は、東京、名古屋で開催されるモーターサイクルショーのロイヤルエンフィールドブースでも、日本で販売する最新のロイヤルエンフィールドモデルともに展示する。

《纐纈敏也@DAYS》

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