メルセデスベンツ『GLA』改良新型、ガソリン全車が電動化…欧州発表

縦型ルーバーと横型フィンを備えた新しいフロントグリル

ワイドな2つの10.25インチディスプレイが選択可能

48ボルトの電気システムがエンジンをアシスト

メルセデスベンツ『GLA』改良新型、
メルセデスベンツ『GLA』改良新型、全 10 枚

メルセデスベンツは3月16日、小型SUV『GLA』(Mercedes-Benz GLA)の改良新型を欧州で発表した。

写真:メルセデスベンツ GLA 改良新型

◆縦型ルーバーと横型フィンを備えた新しいフロントグリル

現行GLAは2世代目モデルで、2019年12月、欧州で発表された。この現行GLAが、デビューから約3年半が経過して初の本格改良を行い、改良新型が欧州でデビューした。

改良新型の外観は、フロントに縦型ルーバーと横型フィンを備えた新デザインのグリルを採用した。パワードームを備えたボンネットも新しい。フロントバンパーには、アンダープロテクションが組み込まれた。LEDハイパフォーマンスヘッドライトを標準装備した。LEDテールライトには、新しいライトシグネチャーを導入している。

改良新型には新色として、スペクトラルブルーがラインナップされた。また、アルミホイールのデザインには、4種類が追加されている。基本的なトリムでは、改良新型GLAは、ハイグロスブラック仕上げの17インチ5ツインスポークアルミホイールを装着する。オプションで、18~20インチのアルミホイールも用意されている。

メルセデスベンツ GLA 改良新型メルセデスベンツ GLA 改良新型

◆ワイドな2つの10.25インチディスプレイが選択可能

改良新型のインテリアは、自立式のダブルスクリーンとして、7インチと10.25インチの2つのディスプレイを標準装備した。さらにワイドな2つの10.25インチディスプレイが、オプションで選べる。ステアリングホイールは、レザーが標準だ。人工レザーの「ARTICO」仕上げも選べる。「AMGライン」には初めて、ヒーター付きステアリングホイールが用意されている。

改良新型には、「コンフォートシート」を採用した。人工レザーのARTICOに立体的にエンボス加工されたブラック生地を組み合わせる。オプションで、セージグレー内装を用意した。「プログレッシブ」仕様では、ブラック、マキアートベージュ、セージグレーの3種類の内装色が選べる。

AMGラインでは、ARTICOとマイクロファイバーの「MICROCUT」の組み合わせが標準で、内装色はバイアブラウンも選択可能。AMGラインでは、シートの色として、ブラック、バイアブラウン、セージグレー、レッドペッパー/ブラックの4種類を設定する。コンフォートシートのファブリックには、100%リサイクル素材を用いた。ARTICOとMICROCUTの組み合わせでは、リサイクル素材の使用割合はシートの表面で65%、その下の素材で85%となる。

メルセデスベンツ GLA 改良新型メルセデスベンツ GLA 改良新型

◆48ボルトの電気システムがエンジンをアシスト

ガソリンエンジンはすべて電動化され、7速または8速デュアルクラッチ「DCT」トランスミッションを組み合わせる。マイルドハイブリッドとして、すべてのガソリンエンジンに48ボルトの電気システムが装備されており、発進時などにおよそ14hpのパワーを発揮し、エンジンをアシストする。

新しいベルト駆動式スタータージェネレーター「RSG」を装備した。始動時には、RSGは従来のスターターよりも低振動で静かな始動を可能にした。さらに、低負荷の巡航中に、内燃エンジンを停止して「セーリング」することもできる。減速中や惰性走行時には、RSGはエネルギー回生を行い、12ボルトの電装品や48ボルトのバッテリーに電力を供給する。ここで生成されたエネルギーは、加速中にエンジンをサポートするために充当される、としている。

《森脇稔》

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