Moto2技術をフィードバックした3気筒ネイキッド、トライアンフ『ストリートトリプル』…東京モーターサイクルショー2023

トライアンフ ストリートトリプル765 Moto2エディション(東京モーターサイクルショー2023)
トライアンフ ストリートトリプル765 Moto2エディション(東京モーターサイクルショー2023)全 24 枚

2022年11月に刷新したトライアンフのネイキッドスポーツ『ストリートトリプル』が「東京モーターサイクルショー2023」に登場。日本で100台限定モデルとなる「ストリートトリプル765 Moto2エディション」も展示された。今回はそのMoto2エディションと、ベース車である「ストリートトリプルRS」を紹介する。

トライアンフ ストリートトリプルRS(東京モーターサイクルショー2023)トライアンフ ストリートトリプルRS(東京モーターサイクルショー2023)

ストリートトリプルシリーズに搭載される765ccトリプルエンジンは、Moto2レースエンジン開発から得た知見をフィードバックしている。RSとMoto2エディションでは130psというクラストップの最高出力を実現。低回転域から高回転域まで爽快に吹け上がり、最大トルクは80Nmを達成した。3気筒ならではの扱いやすい低/中回転域でのトルクとスリリングなトップエンドのパフォーマンスが融合し、爽快で個性的なライディングを実現する。2023年モデルではコンポーネントの大幅なアップデートに加え、より短いギア比を導入。新しいファイナルドライブレシオと合わせて、加速をアップした。

RSは新技術、シャーシ、スタイリングの強化をすべて取り入れ、ブレンボ製Stylemaブレーキを追加したほか、さらなる俊敏性のためにジオメトリーを改良。

トライアンフ ストリートトリプル765 Moto2エディション(東京モーターサイクルショー2023)トライアンフ ストリートトリプル765 Moto2エディション(東京モーターサイクルショー2023)

Moto2エディションは、RSのパワーユニットに加え、独自のクリップオンハンドルバーとオーリンズ製フルアジャスタブルフォークにより、ロードでもサーキットでもとてもシャープで正確なハンドリングを実現。カーボンファイバーのパーツ、公式Moto2ロゴ、特別なMoto2起動画面、シリアル番号入りトップヨークなど、限定モデルに相応しい特別装備も採用する。

またRSとMoto2エディションには、5インチフルカラーTFTディスプレイを搭載。人間工学的に最適化されたスイッチキューブと5方向ジョイスティックで、直感的なシステム操作が可能。また、アクセサリーのBluetoothモジュールと無料アプリを使ってターンバイターン方式のナビゲーションや、電話と音楽の操作が可能になる。

価格はRSが149万5000円、Moto2エディションは189万5000円。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る