「ブランドのDNAを復活」新生プジョー初のMTバイク『PM-01』…東京モーターサイクルショー2023

プジョー PM-01 125(東京モーターサイクルショー2023)
プジョー PM-01 125(東京モーターサイクルショー2023)全 19 枚

「ブランドのDNAを復活させる」と宣言したプジョーモトシクル。近年では街乗りのスクーターやコミューター専門ブランドとなっていたが、125年の歴史あるブランドが大きく変わろうとしている。そのメッセージを強く打ち出しているのが新生プジョーモトシクル初のMT式モーターサイクルとして発表された『PM-01』だ。

新生プジョー初のMTバイク『PM-01』

PM-01の名は、プジョー最初のモーターサイクルに由来するものであると同時に、「PEUGEOT」の「MOTOCYCLE」であることを表している。プジョーは「優れた実用性と究極のエクスペリエンスがコミューターに求められている。これからの都市環境にアグレッシブに対応するためのプジョーからの新たな提案」と説明する。

そのデザインは従来のプジョーと全く異なるだけでなく、他のどのバイクブランドにも似ていない独創的なもの。前後のLEDライトには、四輪のプジョーを思わせる牙のような意匠が盛り込まれている。力強い印象のラジエーターシュラウドやショートテールによって凝縮感のあるスタイリングとなっている。

フロントサスペンションは、剛性に優れた倒立フォークを採用。リアサスペンションは、プリロード調整機構付きシングルショックアブソーバーを装備し、スポーツ走行にも対応する。ブレーキディスクには、軽量で放熱効果の高いペタルタイプを採用。ホイール径は前後17インチで、細身の12本スポークデザイン。デュアルチャネルABSを装備する。

パワートレインは水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒で、最高出力10.2kW・最大トルク11Nmの125ccを搭載する「PM-01 125」と、最高出力21.5kW・最大トルク24.5Nmの300ccを搭載する「PM-01 300」の2ラインを用意する。

「東京モーターサイクルショー2023」では先行して投入しているブルーのPM-01 125が展示された。300ccのPM-01 300は2023年10月頃の入荷を予定しているという。

価格はPM-01 125が59万4000円、PM-01 300が73万7000円。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  3. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る