いすゞとUDトラックスが共同開発した大型トラック、実は3者協業の賜物

いすゞギガ・UDトラックス・クオン共同発表
いすゞギガ・UDトラックス・クオン共同発表全 25 枚

2021年、いすゞがボルボトラックスと資本提携をし、ボルボが持つUDトラックスの株をいすゞに移転することで、UDトラックスはいすゞの傘下に入った。これまで両者による具体的な協業内容が表にでることはなかったが、いすゞとUDトラックスは29日、両社が共同開発した大型トラックを発表した。

発表されたモデルは、いすゞ『ギガ』、UDトラックス『クオン』の、4×2トラクタと6×4トラクタの各2モデルずつ。4×2はトレーラーヘッドとなるトラクタが4輪2軸(駆動輪2輪)のもの。コンテナ輸送などで一般的に使われるものだ。6×4は6輪4軸(駆動輪4輪)になる。重機や特殊な大型建材、ユニットなどを運ぶことが多い。

グリルやヘッドライトなど、主要なフロントアイコンはブランドごとにギガ、クオンの意匠を残すが、プラットフォームは共通化されている。そのため車両寸法は両社どのモデルも5620mm×2490mm×3362mmと同じ数値だ。

エンジンが異なるため、車両重量やエンジン出力などは異なる。4×2トラクタは、排気量10.836Lの「GH11TD」エンジンを搭載し、4×6は排気量12.777L「GH13TC」エンジンを搭載する。最高出力と最大トルクは、4×2が339kW(460PS)/1700rpm、2250Nm/1200rpm、6×4が390kW(530PS)/1431-1700rpm、2601Nm/990-1431rpmという仕様だ。車両重量は4×2が6820kg、6×4が6850kg(ともに標準仕様)。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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