ヒョンデが小型電動SUVを発表、日本にも年内導入予定…航続490kmの『コナ』

ヒョンデ・コナ・エレクトリック 新型
ヒョンデ・コナ・エレクトリック 新型全 20 枚

ヒョンデは、Bセグメントに属する小型SUV『コナ』(Hyundai KONA)の新型をワールドプレミアした。2世代目には、EV版の「コナ・エレクトリック」が用意され、2023年内に日本市場にも導入される予定だ。

コナ・エレクトリックの欧州仕様には、「スタンダード」と「ロングレンジ」の2種類を用意する。駆動方式はいずれも2WDで、モーターはスタンダードが最大出力156hp、最大トルク26kgm、ロングレンジが最大出力218hp、最大トルク26kgmを引き出す。バッテリーの蓄電容量は、スタンダードが48.4kWh、ロングレンジが65.4kWhだ。ロングレンジの欧州仕様車の場合、1回の充電での航続は最大490km(WLTPサイクル推定値)。ヒョンデによると、BセグメントSUVでクラストップレベルという。

新開発のi-PEDALは、アクセルペダルのみで加速、減速、停止ができる走行モードを備える。スマート回生システムは、前方の交通状況に応じて、回生ブレーキの量を自動的に調整してくれる。

コナ・エレクトリックでは、バッテリーのプリコンディショニングにより、冬場でも確実な充電と航続を確保した。充電ドア凍結防止システムにより、マイナス30度の環境下でも充電ドアを開けることができる。また、新たに充電ドアにランプを採用し、夜間の視認性を追求している。急速充電を利用すれば、バッテリーの8割の容量を約40分で充電できる、としている。

《森脇稔》

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