加速&減速「電動車の特性を理解して運転を」、国交省が呼びかけ

電動車の特性:加速実験
電動車の特性:加速実験全 6 枚

国土交通省は、電動車は加減速時に注意が必要なことを注意喚起する活動を始めた。

環境にやさしい電気自動車、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車や燃料電池自動車など、モーターまたはモーターとエンジンを併用して走行する自動車が増えている。一方で、電動車はガソリンや軽油を燃料にしてエンジンで走行する自動車と比べて走行性能が異なる。

内燃機関車と同様に運転していると予期せぬ事故が発生するおそれがある。このため、国土交通省では、自動車使用者に対して、電動車と内燃機関車の加速・減速時の走行性能を比較して運転するときの注意点をとりまとめた啓発動画を作成し、YouTube国土交通省公式アカウントに公開した。

電動車は車種にもよるものの、一般的に同クラスの内燃機関車より加速性能が良く、アクセルペダルを踏むと速やかに加速する特性がある。また、電動車にはアクセルペダルを離すと減速する回生ブレーキという機能が備わっている車種があり、アクセルペダルを離すと内燃機関車よりも減速するケースがある。

さらに、電動車は一般的に同クラスの内燃機関車より加速の反応がいいため、縁石を乗り越えるときや、駐車の際、細かいアクセル操作が必要なときに踏み込み量によっては大きく加速する場合がある。

国土交通省では、電動車の特性を十分理解した上で安全運転するよう呼びかけていく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る