VW『ID.Buzz』用ソーラールーフ、航続と給電性能向上へ…アプトが開発中

「アプトe-Line」のソーラールーフを装着したフォルクスワーゲン ID.Buzz
「アプトe-Line」のソーラールーフを装着したフォルクスワーゲン ID.Buzz全 5 枚

アプト・スポーツライン(ABT Sportsline)は4月6日、フォルクスワーゲンのEVミニバン『ID.Buzz』用のソーラールーフを開発していると発表した。

アプト・スポーツラインは、ドイツに本拠を置き、フォルクスワーゲンやアウディのトップチューナーとして知られる存在だ。アプト・スポーツラインは、EVなどの電動車向けパーツを手がける「アプトe-Line」を立ち上げている。

アプトe-Lineは現在、ID.Buzz用のソーラールーフを開発中だ。航続を延ばし、キャンピングカーとして使う場合、冷蔵庫などへの給電性能が向上するという。

アプトe-Lineは、Kemptenと協力。車両のルーフに組み込まれたソーラーモジュールによって、最大600Wの電力でID.Buzzの高電圧バッテリーを充電できるシステムを開発した。今後、出力を1000W以上に増加させることを目指すという。なお、このソーラールーフの量産開始は、2024年前半を予定している。

《森脇稔》

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