ホンダ「S2000」後継スポーツは後輪駆動のBEV!? 2026年、真実が明らかに

ホンダ「S2000」後継モデルに位置づけられるスポーツEV(予想CG)
ホンダ「S2000」後継モデルに位置づけられるスポーツEV(予想CG)全 7 枚

ホンダがかつて販売していたFRスポーツカー『S2000』。2009年に生産終了となった後も後継モデルの噂、あるいは復活への期待は絶えない。そんなS2000後継モデルの開発が進行しているとの情報を、スクープサイト「Spyder7」が入手した。

ホンダ「S2000」後継スポーツは後輪駆動のBEV!?

S2000はホンダ50周年を記念して1999年に発売されたFRスポーツカー。販売的に成功とは言えなかったが、FRならではのハンドリングのよさ、そして最高出力250psを叩き出す2.0リットル自然吸気エンジンなど強いインパクトを残し、ホンダファンからは未だ根強い人気を誇る。

ホンダは2021年4月、S2000を彷彿させるティザーイメージを公開した。その後2022年4月には、2030年までにグローバルで30モデルのエレクトリックモデルを導入、2020年半ば以降に2台のスポーツEVも計画していることが発表されたが、その1台がS2000後継モデルとして位置づけられる可能性がある。

この後継モデルは、EV用プラットフォーム「ホンダe-アーキテクチャ」を採用した後輪駆動のBEV(Battery Electric Vehicle)だという。搭載するバッテリーはGMが開発した「Ultium」(アルティウム)リチウムイオンバッテリーが有力ながら、ホンダ独自開発のバッテリーが搭載される可能性もあるようだ。シングルモーターを搭載し、最高出力はオリジナルS2000を凌ぐ300ps程度が期待できる。

ボディサイズは全長4250mm×全幅1700mm×全高1290mmと、オリジナルのS2000(全長4135×全幅1750×全高1285mm)と比べて若干の拡大が予想される。

こうした情報をもとに、Spyder7がエクステリアを予想。軽スポーツの『S660』のイメージを残しつつも、最新のEVである中国ホンダ(東風ホンダ)の『e:NS1』の要素を取り入れたオープンEVとした。

スポーツカーらしいエッジを効かせたデザインと大口径ワイドタイヤを装着し、迫力あるシルエットに。ヘッドライトは一灯型ビームながら、車幅いっぱいまで広げられたLEDとし、ホンダの象徴であるV字の大型アンダーグリルを装着。サイドスカートは『NSX』を彷彿とさせる、大型のディフューザータイプとした。

EVとして復活するS2000後継モデルのデビューは、2026年と予想される。S660もNSXもなき今、ホンダらしい新時代のスポーツカー像をぜひ見せていただきたいものだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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