ZF、新型電動パワートレイン量産開始…いすゞ『エルフEV』に搭載へ

いすゞ エルフ EV
いすゞ エルフ EV全 3 枚

ZFは4月12日、新開発の電動パワートレイン「CeTrax lite」の量産を開始した、と発表した。まずは、いすゞエルフEV』に搭載される予定だ。

CeTrax liteは、静かで排出ガスゼロを求める都心部やラストマイル貨物輸送のために設計されている。ZFのCeTrax liteテクノロジーは、小型商用車のニーズをサポートするスマートな「ターンキー」ソリューションになるという。内燃エンジン車のアーキテクチャだけでなく、自動車メーカーの電動化戦略も支援する。

最大7.5トンの小型商用車用に設計されたCeTrax liteは、150kWのピーク性能と1500Nmのトルクを備えている。CeTrax liteの最適化されたコンパクト設計は、電気部品やバッテリーのスペースを最大化するために役立つ、と自負する。このモジュールは完全に統合されており、電動モーター、1速トランスミッション、パワーエレクトロニクスを一体設計。約120kgの軽量設計を実現している。

また、CeTrax liteでは、自社開発のコンポーネントを活用。ZF本社のテストベンチを共有するなど、より幅広いeMobilityシステムのシナジーを追求した、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る