BMW「M」専用電動SUV『XM』に頂点「レーベル・レッド」…上海モーターショー2023で発表へ

PHEVシステム全体で748hpのパワーと102kgmのトルク

EVモードでは最大83kmのゼロエミッション走行が可能

「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」を採用

インテリアにも赤いアクセント

BMW XM レーベル・レッド
BMW XM レーベル・レッド全 10 枚

BMWは4月12日、Mブランド専用の電動SUV『XM』の頂点に位置する高性能グレード、「レーベル・レッド」(LABEL RED)を4月18日、中国で開幕する上海モーターショー2023で初公開すると発表した。世界限定500台を生産する計画だ。

写真:BMW XM の「レーベル・レッド」

◆PHEVシステム全体で748hpのパワーと102kgmのトルク

『XMレーベル・レッド』は、XMの頂点に立つハイパフォーマンスモデルだ。BMW Mの歴史において、最も強力な量産車となる。XMレーベル・レッドの外観は、フロントのキドニーグリル周りやディフューザーインサートなどが、トロントレッドで仕上げられるのが特徴だ。

PHEVシステム「Mハイブリッド」の4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力585hp/5600rpm、最大トルク76.5kgm/1800~5400rpmに強化。電気モーターも最大出力197hp、最大トルク28.6kgmに引き上げられる。PHEVシステム全体では、748hpのパワーと102kgmのトルクを獲得する。

トランスミッションは8速Mステップトロニック。XMレーベル・レッドは、0~100km/h加速3.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。オプションのMドライバーズパッケージでは、最高速が290km/hに引き上げられる。

◆EVモードでは最大83kmのゼロエミッション走行が可能

リチウムイオンバッテリーは、蓄電容量25.7kWh。EVモードでは、最大83kmのゼロエミッション走行を可能にする(WLTP サイクル)。EVモードの最高速は140km/hとした。

BMWグループと映画音楽作曲家のハンス・ジマー氏が共同開発した「BMW IconicSounds Electric」を採用する。独自のサウンドトラックによって、スポーティな走行を演出するという。

バッテリーの充電に関しては、最大出力7.4kWのAC充電を可能にした。これにより、バッテリーを約4時間15分でフル充電できる。予測熱管理も導入されており、バッテリーを温めたり冷やしたりすることで、充電時間を短縮する。

◆「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」を採用

電子制御ダンパーとアクティブ・ロール・スタビライザーを備えた「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」を採用した。長距離走行での快適性を重視したコンフォートモード、スポーツ走行に適合するボディ剛性を高めるスポーツモード、ダイナミックな走行を可能にするスポーツ・プラスモードの3種類のモードを、Mセットアップメニューから選択できる。

さらに、アクティブ・ロール・コンフォートによって直進走行時の快適性を高めるアクティブ・ロール・スタビライザー、回頭性と俊敏なレーンチェンジを可能とするインテグラル・アクティブ・ステアリング、Mモデル専用4輪駆動システム「M xDrive」を採用している。

Mスポーツブレーキシステムは、フロントに6ピストンの固定キャリパーブレーキ、リアにシングルピストンのフローティングキャリパーを装備した。回生ブレーキと摩擦ブレーキが正確に組み合わされている。

◆インテリアにも赤いアクセント

BMW XM レーベル・レッドBMW XM レーベル・レッド

12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させた最新のカーブドディスプレイと「iDrive」コントローラーを採用する。Mレザーステアリングホイールや赤色のエンジンスタート/ストップボタンも装備した。後席には、Mラウンジコンセプトを取り入れている。シートには、レザーとアルカンターラの大型クッションを組み合わせた。左側のパドルシフトには、ブーストモードを示すシンボルが付く。

内装は、ブラック/レッドの配色とした。ヘッドライナーとボディピラーのトリムは、ブラックで統一。レッドは、バックレストのダイヤモンド形の上部セクションと、運転席と助手席、後席のヘッドレストに使用される。 さらに、シート、インストルメントパネル、ドアトリム、センターコンソールのブラック部分には、赤いコントラストステッチを配した。エアベントにもレッドのアクセントが施されている。

《森脇稔》

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