3列7人乗りのVW『ID.Buzz』ロングバージョン、日本導入は? 新開発の電動ユニット搭載か

VW ID. Buzz ロングバージョン 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
VW ID. Buzz ロングバージョン 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 18 枚

2024年末にも日本市場へ導入される予定のVWのEVミニバン『ID.Buzz』。新たに追加される最大7人乗りのロングホイールベース(LWB)バージョンの最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」が捉えた。

今回スクープした2台のプロトタイプは、ともにほぼフルヌード状態だ。ファンキーなオレンジカラーのプロトタイプは、冬用タイヤを装着したアフターマーケットの 「Dezent」(ディゼント)ホイールを装着している。

VW ID. Buzz ロングバージョン 市販型プロトタイプ(スクープ写真)VW ID. Buzz ロングバージョン 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

公式発表はされていないが、ロングホイールベースバージョンでは、2列5人乗りのベースモデルよりも約30cm(10.6インチ)ストレッチされ、全長約5m、2/3/2のシートレイアウトで最大7人が乗車できる。フロアが大きくなることで、より大型のバッテリーを搭載することが可能だ。

またVWは以前、「さまざまな出力レベルのバッテリーバージョンが2023年に続くと予想される」と述べており、これはベースモデルが積む82kWhバッテリーを大きく超える111kWhのバッテリー搭載や、『ID.7』でデビューした新開発の「APP550ドライブユニット」が提供される可能性があることを示唆している。APP550は、最高出力286ps、最大トルク550Nmまで向上する。

VW ID. Buzz ロングバージョン 市販型プロトタイプ(スクープ写真)VW ID. Buzz ロングバージョン 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

キャビン内では、10インチのデジタルインストルメントクラスターと、12インチのインフォテインメントスクリーンを搭載。遊び心のあるカラフルなアクセントを備えるなど、そのコンセプトはベースモデルと同様の仕様になるだろう。

ID.Buzzロングは、6月にデビュー予定だ。日本市場への導入は正式発表されていないが、期待せずにはいられない。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る