1台限りのマセラティ、『グラントゥーリズモ』新型を14色で塗装…過去の名車に敬意

車体にはマセラティのモデル名を手書きで8500文字

高性能グレードの「トロフェオ」がベース

新型は100%イタリア製

マセラティ全車に共通するクラシックなプロポーション

マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「ワンオフ・プリズマ」
マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「ワンオフ・プリズマ」全 10 枚

マセラティ(Maserati)は4月20日、2ドアクーペ『グラントゥーリズモ』新型をベースにした1台限りの「ワンオフ・プリズマ」を、イタリアで開催中の「ミラノデザインウィーク2023」でワールドプレミアした。

写真:マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「ワンオフ・プリズマ」

◆車体にはマセラティのモデル名を手書きで8500文字

ワンオフ・プリズマの車体には、14の異なる色が表現された。そのうちの 2色は未来を見据えた色。残りの12色は、1947年のマセラティ『A6 1.500』の「アマラント」(レッド)や、1973年のマセラティ『カムシン』の「オロ・ロンジャン」(ゴールド)など、過去のグラントゥーリズモモデルのボディカラーから選択されている。

また、車体には、マセラティのモデル名が8500文字以上、手書きで添えられている。これらの栄光のマセラティ車の遺産に捧げられた洗練されたクラフトマンシップアート作品になるという。

◆高性能グレードの「トロフェオ」がベース

ワンオフ・プリズマは、新型グラントゥーリズモの内燃エンジン搭載車がベースだ。新世代V6「ネットゥーノ」(Nettuno、ネプチューン)が採用されている。すでにスーパーカーの『MC20』に積まれている3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンだ。

また、ワンオフ・プリズマは、新型の高性能グレードの「トロフェオ」がベース。すでにトロフェオは、『グレカーレ』、『ギブリ』、『レヴァンテ』、『クアトロポルテ』に用意されている。

新型グラントゥーリズモのトロフェオには、新世代の3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンのネットゥーノの高出力版を搭載する。最大出力は550hpに強化されている。

マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「ワンオフ・プリズマ」マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「ワンオフ・プリズマ」

◆新型は100%イタリア製

マセラティ・イノベーション・ラボで開発され、トリノのミラフィオーリの製造拠点で生産されるグラントゥーリズモ新型は、100%イタリア製。マセラティの全モデルに共通するコンセプト、「イタリアン・ラグジュアリー・パフォーマンス」を象徴しているという。

新型グラントゥーリズモは、スポーツカー特有のパフォーマンスと、長距離走行に適した快適性を追求している。スポーティ、ラグジュアリー、コンフォートと、開発の初期段階から顧客の要望に焦点を当てることで、新型グラントゥーリズモは、スポーツ性能と長距離走行に適した快適性の両立を目指している。

新型グラントゥーリズモは、「The Others Just Travel(人生を彩る快適な旅)」をコンセプトに掲げる。このコンセプトを具現化し、マセラティの未来への前進を象徴するモデルに位置付けている。

◆マセラティ全車に共通するクラシックなプロポーション

エクステリアのデザインは、長いボンネットと4本のフェンダーが交差するボディ中央部をはじめ、マセラティの全てのモデルに共通するクラシックなプロポーションを踏襲している。ルーフラインはダイナミックに下がり、マセラティのアイコンの7トライデント(三叉槍)のロゴを配したピラーのカーブが強調されている。

マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「ワンオフ・プリズマ」マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「ワンオフ・プリズマ」

インテリアには、「マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)」の最新のマルチメディアシステム、最新のインフォテインメント、主な機能をタッチスクリーンのインターフェースに集約したコンフォート・ディスプレイ、デジタルクロック、ヘッドアップ・ディスプレイ(オプション)などを装備している。

《森脇稔》

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