レーダー探知機は必需品? モデル選びのポイントを徹底解説!

レーダー探知機は必需品? モデル選びのポイントを徹底解説!
レーダー探知機は必需品? モデル選びのポイントを徹底解説!全 6 枚

今や必須の車載アイテムになっているレーダー探知機。近年は各メーカーからのラインアップも幅広くなり、さまざまな機能や取り付けスタイルが用意される。そこでモデル選びのポイントを紹介した。

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レーダー探知機には幅広いモデルが用意され、好みの機能やグレードが自在に選べる環境が整っている。そこで、いくつかのセレクトのポイントをあげて、自分にフィットするモデル選びをナビゲートしてみることにした。

まず最初に選びたいのはレーダー探知機の根幹の機能として取り締まり機器への対応がある。従来のレーダー探知機は「レーダー式オービス」への対応がメインだったが、近年では取り締まりにレーザー光を用いた「レーザー式オービス」が用いられることが多くなったため、レーザー式対応のモデルのチョイスがポイントになるだろう(従来のレーダー式オービス対応モデルはレーザー式オービスは検知できない)。レーザー式のオービスはクルマに対してレーザーを照射して速度を計測する仕組み。このレーザーを受信して警告できる機能を備えているモデルが近年ではポピュラーになっている。

また移動式オービスの運用も増えている。しかも移動式オービスも日進月歩で進化を続けているので最新オービスへの対応も急務だ。具体的には新しい周波数帯を使ったレーダー式オービスが登場しているのでレーダー探知機にはその対応が求めれている。代表的なものが新Kバンドと呼ばれるもの移動式オービスにも幅広く対応するレーダー探知機を求めるならば、レーダー式オービスの利用している周波数帯域にも注目してみよう。

また、GPSの内蔵モデルも近年はポピュラーになっている。地面に埋め込まれたループコイルで速度を計測するループコイル式のオービスはレーダー/レーザーの探知機能では検知できない。そこで必要になるのがGPSだ。ループコイル式やLHシステム、Hシステムなどは固定式のオービスなので、あらかじめオービスの在処を特定しているためGPSを使って設置場所の確認が可能なのだ。GPS機能を備えたレーダー探知機の優位性はここにあるだろう。さらにGPSの受信精度を上げるために、みちびき、グロナスなどの衛星受信が可能な高機能なGPS機能を備えるモデルもあるのでチェックしてみよう。

機能面に加えて、もうひとつ大切になるのが取り付け性だ。取り付けに関するセレクトはセパレート型か一体型かの大きく分けて二択になるだろう。セパレート型は受信部と本体が分かれているので、受信しやすいダッシュ上などに受信部を置けるのがメリットだろう。また本体は別の場所に設置できるのでダッシュ上に視線を遮るユニットを置かなくて良いのも魅力だろう。対して一体型はその名の通り受信部と本体が一体になっているので取り付けがスマートになるのがメリット。

またルームミラー一体型のモデルも用意されているが、こちらは一体型よりさらに取り付けがスマート。機能性を優先するか取り付けスタイルを優先するかで選ぶと良いだろう。さらに近年はレーダー探知機と並んで必須の車載ユニットになっているドライブレコーダーとの一体モデルも登場している。必要なユニットをオールインワンした機器でシンプルな取り付けを実施したいユーザーなら注目したいモデルとなっている。

本体の見やすさとしては大型のディスプレイを備えているモデルが有利。画面が大型化する=本体も大型化する傾向にあるのだが、GPSによるオービスの在処を画面で確認したい場合には大型ディスプレイは心強いのでセレクトのポイントにしても良いだろう。

その他、Wi-Fiを搭載しているモデルもスタンダードになっている。レーダー探知機を取り付けたあとに取り締まりデータなどをアップデートして、常に最新の状態で運用するにはWi-Fiによる通信は欠かせない機能だ。

このように、レーダー探知機には機能性、取り付けスタイルなどが選べる多彩なランアップを各メーカーが用意している。どこまでの機能を求めているのか、愛車への取り付けスタイルに何を望んでいるかなども含めて、ニーズに合わせた最適なレーダー探知機を選ぶと良いだろう。

《土田康弘》

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