ベントレー、英国王の戴冠式を祝福…手作業でクッションを限定製作

英国のチャールズ3世の戴冠式を記念してベントレーの職人チームが製作した特別なクッション
英国のチャールズ3世の戴冠式を記念してベントレーの職人チームが製作した特別なクッション全 5 枚

ベントレー(Bentley)は5月3日、英国のチャールズ3世の戴冠式を記念して、職人チームが特別なキャビンクッションを限定製作した、と発表した。

ベントレーのクルー本社のファクトリーに拠点を置くこのチームは、ビスポークでひとつひとつのクッションを製作。クラフトマンシップと最新技術の組み合わせにより、特別な戴冠式エンブレムをデジタル化した。

ベントレーの品質基準を満たすためには、丸3日間かけて4回の刺繍加工が必要であり、各エンブレムには約3万ものステッチが施された。ベントレーのインテリアに合うよう選ばれたクッションのハイドに合わせ、3色のエンブレムがそれぞれ2色の糸で刺繍されている。

クッションの製作には1個につき3時間以上かかり、傷の少ない北欧産のハイドが使用された。それぞれのハイドは、職人の手と目で状態を確認してから、印を付けてカットされる。縫製、成形、仕上げはすべて手作業で行われた。

これらのクッションの色の組み合わせは、『ベンテイガEWB』2台と『ベンテイガ・ハイブリッド』2台、特別なビスポークのベントレー1台のそれぞれの仕様に合わせ、戴冠式のために選ばれた。

クッションの色はクリケットボール、カンブリアグリーン、インペリアルブルー、サドルで、それぞれベルーガ、ポーポイズ、ニューマーケットタン、インペリアルブルーのアクセントパイピングが入った厚さ1.4mmのレザーが使用された。エンブレムは、レザーのカラーに映えるブラック、ホワイト、レッド、ブルーの糸で刺繍。クッションのサイズと形状は、ベントレーの「ヘリテージコレクション」に収蔵の1958年式『S1コンチネンタルフライングスパー』のクッションを参考にした、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る