【フィアット ドブロ】打越社長「フィアットの世界観をまるっと詰め込んだミニバン」

ステランティスジャパンの打越社長
ステランティスジャパンの打越社長全 13 枚

ステランティスジャパンは5月11日、フィアットブランドの新型ミニバン『ドブロ』を発売した。ステランティスジャパンの打越晋社長は同日都内で開いた発表会で「フィアットの世界観をまるっと詰め込んだミニバン」と述べた。

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打越社長はドブロについて「ドブロはイタリアンブランド、とりわけとても親しみやすく、そしてポップなフィアットブランドの新型車となっている。フィアットの世界観をまるっと詰め込んだミニバンを日本のみなさんに提供する」と紹介。

その上で「今回ドブロがラインアップに加わることで、フィアットは『500』、『500C』、『500X』、『500e』、『パンダ』、そしてドブロというフルラインアップになる。そしてパワートレインもガソリン、ディーゼル、EVと、よりお客様のライフスタイルに沿った、お客様の志向に合わせたクルマを提供できるようになる」と強調した。

ドブロの特徴についてステランティスジャパンでフィアットブランドのプロダクトマネージャーを務める阿部琢磨氏は「シンプルで愛着のあるフィアットルック。ニーズに応じてお選び頂ける5人乗りと7人乗りの2ちのボディタイプ。ゆとりの室内空間と多彩なシートアレンジ。1.5リットルクリーンディーゼルエンジン。最後に充実の装備と競争力のある価格」の5つを挙げた。

このうちデザインに関しては「フロントフェースは昨今のクローム加飾やグリルを強調したフロントデザインに対し、シンプルで可愛さと個性を感じさせるフィアットらしいイタリアンデザイン。また全長に対しホイールベースが長く、フロント、リアともにショートオーバーハングで現代的なプロポーションを実現している。フロントとリアバンパーをボディと異なるブラックとし、ブラックホイールと相まって単調になりがちなミニバンの足元を引き締め、ヘッドライトには特徴的なシグネチャーを採用している」と解説。

またパワートレインについては「ステランティスグループとしてすでに市場に投入し公表を頂いている1.5リットルブルーHDIターボディーゼルエンジンをフィアットブランドとして初めて採用した。最高出力は136馬力、最大がトルク300Nmとなる。あわせて8速EATによるきめ細やかな制御により、高効率で力強い走行性能を実現した」と述べた。

ドブロの価格は5人乗りが399万円、7人乗りの「ドブロ・マキシ」が429万円となっている。阿部氏は「輸入車のMPVでディーゼルエンジンを採用した並みいる競合車が400万円以上のプライスタグをつける中で400万円を切る、非常に競争力の高い価格を実現した」と胸を張った。

ドブロはすでの日本市場に投入されている同じステランティスグループのプジョー『リフター』、シトロエン『ベルランゴ』の兄弟車となるが、打越社長は「それぞれのブランドには明確なキャラクターがある。従ってそれにフィットするお客様も違うと我々は考えている」と説明。

まずリフターは「プジョーのブランドバリューであるアリュールを体現している。ブランドのトレードマークであるアコックピットを搭載し、プジョーの魅力を感じながら、走ることそして遊ぶことを楽しむためのクルマでおしゃれで洗練されたシックなギアと我々は位置付けている」。

またベルランゴは「100年以上にわたって常に人々の生活に寄り添ってきたシトロエンブランドの人を中心とした価値観を具現化している。従って広々とした空間や使いやすい装備を備えている。それを使って家族や友人の方々とアウトドアの楽しむクルマ」と解説。

そしてドブロは「フィアットブランドが持つとても親しみやすく、そして全てをかなえてくれるような期待感を持てると思わせるキャラクターを具現化して、ポップでトレンディな外観を持つ趣味を楽しむ人々へのクルマという位置づけで今回、ご提供しようと考えている」と述べていた。

《小松哲也》

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