矢崎エナジーシステムと日本電気通信システム(NEC通信システム)は、2024年問題など、ドライバー不足や働き方改革が課題となっている物流業界の効率化とカーボンニュートラルを実現する商品たサービスの開発に向けて戦略的パートナーシップ契約を締結した。
物流業界は、インターネット通販市場拡大に伴う輸送需要が増加する一方でドライバーが不足しているのに加え、労働時間の規制強化で、輸送能力が不足する2024年問題を抱えている。
さらにグローバルでの課題としてカーボンニュートラルへの対応も関心が高まる中、国内の二酸化炭素(CO2)排出量の約2割を占める運輸交通分野で、約4割がトラック車両による排出とされ、物流効率化も大きな課題となっている。
今回、両社は提携して両社の技術やサービスを連携させることで、貨物積載状況を可視化、把握することから開始し、最終的には効率化を実現するためのシステムやサービスの構築につなげる方針。