JR四国の8000系特急型電車が再び大規模リニューアル…8600系に準じた塗色に 2027年度までに完了

非貫通式となっているL編成の1号車・8000形、S編成の8号車・8500形のエクステリアイメージ。2014年に登場した8600系を踏襲した「瀬戸の疾風」をイメージしたデザイン。
非貫通式となっているL編成の1号車・8000形、S編成の8号車・8500形のエクステリアイメージ。2014年に登場した8600系を踏襲した「瀬戸の疾風」をイメージしたデザイン。全 10 枚

JR四国は5月22日、8000系特急型電車のリニューアルを実施すると発表した。

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1992年9月に四国初の特急型電車としてデビューした8000系は、2023年4月時点で松山運転所に5両基本編成(L編成)6本(L1~L6編成)と3両付属編成(S編成)5本(S2~S6編成)の計45両が配置されており、2004~2006年には指定席車両の座席交換や電源コンセントの設置(1・7・8号車の窓側のみ)、2号車への喫煙室の設置(2011年3月に撤去)、トイレの真空式化といった大規模リニューアルが行なわれている。

今回の再度の大規模リニューアルでは、塗色が8600系特急型電車に準じたものに変更されるほか、5号車への車椅子用フリースペース設置、全車両のトイレ洋式化やコンセントの設置(普通車自由席は窓側のみ)、グリーン車座席のグレードアップなどが行なわれる。

リニューアル車は12月にS編成1本が、2024年8月にL編成1本が登場する予定で、その後2027年度までに年間2~3本ペースで施工するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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