小さくて可愛いサブロク軽が大集合…昭和平成 旧軽自動車大展示会

小さくて可愛いサブロク軽が大集合…昭和平成 旧軽自動車大展示会
小さくて可愛いサブロク軽が大集合…昭和平成 旧軽自動車大展示会全 44 枚

埼玉県上尾市の複合商業施設「アリオ上尾」で5月21日、「昭和平成旧軽自動車大展示会」が開催され、排気量360cc時代の軽自動車を中心に懐かしの車約200台が集まった。

小さくて可愛いサブロク軽が大集合…昭和平成 旧軽自動車大展示会小さくて可愛いサブロク軽が大集合…昭和平成 旧軽自動車大展示会

日本旧軽車会(吉崎勝会長)の主催。昨年まで同県羽生市の「キヤッセ羽生」で開かれていた旧車イベントが今回からショッピングセンターに移されての開催で、今回で6回目となった。

参加資格は1946年(昭和21年)から2019年(平成31年)に生産された旧軽自動車(360cc、550cc、660cc)。これにバブルカーやミニカー、小型の外国車やアンダー1000ccの車両など。

小さくて可愛いサブロク軽が大集合…昭和平成 旧軽自動車大展示会小さくて可愛いサブロク軽が大集合…昭和平成 旧軽自動車大展示会

メインとなる”サブロク”の軽自動車は約40台が集まった。スバル『360』カスタム(1970)と三菱『360』(1969)はいずれも商用車のバンタイプという、ちょっとマニアックな並び。いずれのオーナーも「360ccの軽は構造が簡単で自分で整備できる気軽さがある」と声をそろえた。県内から訪れたという幼い兄弟はスバルのシートに座らせてもらい「初めて座った! 広くて良かった」と嬉しそうだった。

愛知県岡崎市からマツダ『キャロル』(1969)で片道380kmの下道を走って来たという79歳のオーナーは、このイベントの常連。「いろんな人が質問してくれて楽しい。のんびりと来て、安全運転でまたゆっくり帰ります」とにこやかに話した。

小さくて可愛いサブロク軽が大集合…昭和平成 旧軽自動車大展示会小さくて可愛いサブロク軽が大集合…昭和平成 旧軽自動車大展示会

このほかにもホンダ『Z』やマツダ『シャンテ』、スズキ『フロンテクーペ』といった白ナンバーの小さなナンバープレートを付けた軽自動車がずらり。珍しかったのは、CQモーターズ(おもちゃメーカーの「タカラ」)が2005年に発売した、漫画家・鳥山明氏デザインの『QVOLT(キューボルト)』。原付4輪登録のマイクロカーで、1人乗りの電気自動車だ。当時週刊「ジャンプ」で紹介され、9台が限定発売されたものの1台だという。不動状態を手に入れてレストア。今年ナンバーを取得して公道走行ができるようになったという。

軽自動車は平成最後の2019年までの車両もOKという幅広い参加規程とも相まって、約170台に上るバレエティに富んだ数多くの車両が集まった。さらには軽自動車以外の登録車も一部が認められ、30台が参加。日産『フェアレディZ』やロータス『ヨーロッパ』などの姿もあり、買い物に来た人たちも足を止めてカメラのシャッターを切ったりして楽しんでいた。

小さくて可愛いサブロク軽が大集合…昭和平成 旧軽自動車大展示会小さくて可愛いサブロク軽が大集合…昭和平成 旧軽自動車大展示会

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  2. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  3. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  4. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  5. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  6. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  7. レスポンスが春割キャンペーンを開催中、「レスポンス ビジネス」法人プランが無料…4月1日~5月31日
  8. レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
  9. いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
  10. スズキがスーパーキャリイ「軽トラ市」仕様など出展へ…ジャパントラックショー2024
ランキングをもっと見る