西九州と北九州のJRで一部ダイヤ改正…特急停車、快速通過の駅が解消 7月1日

北九州都市圏を走る813系近郊型電車。
北九州都市圏を走る813系近郊型電車。全 7 枚

JR九州は5月24日、西九州と北九州で7月1日にダイヤの一部を改正すると発表した。

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いずれも朝夕の通勤通学時間帯の利便性向上を図るためのもので、西九州では朝の長崎駅(長崎県長崎市)で西九州新幹線と長崎本線の接続を改善。武雄温泉7時43分発(変更後は7時42分発)『かもめ3号』の長崎着を2分繰り上げ、長崎8時14分発佐世保行き普通列車(長与経由)の長崎発を4分繰り下げることで通勤通学可能エリアを拡大する。

北九州では、鹿児島本線で6・7時台と18・19時台に特急が3本ずつ福間駅(福岡県福津市)に停車。また、日豊本線・下曽根駅(北九州市小倉南区)では、朝の上りで特急が停車するにも拘わらず快速が通過しているが、ダイヤ改正後は解消される。

このほか、日豊本線では城野駅(北九州市小倉南区)からの上り(小倉方面)で列車順序や時刻が見直されるとともに、西小倉駅(北九州市小倉北区)での鹿児島本線下り(黒崎・折尾方面)への乗継が改善される。

なお、これらの改正に先駆けて、6月1日から平日の朝通勤通学帯の混雑緩和を図るため、鹿児島本線では福間→南福岡間の快速1本(福間7時8分発)、南福岡→吉塚間の普通列車1本(南福岡8時5分発)が当面の間、臨時運行される。それに伴ない、上下各2本の普通列車が時刻変更される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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