一瞬でハマる! 初心者向け最強スピーカー『Lucentシリーズ』に愛好家も熱狂[初めてのスピーカー交換]

ビーウィズ・Lucent(ルーセント)シリーズ
ビーウィズ・Lucent(ルーセント)シリーズ全 5 枚

スピーカー交換に関心を抱きつつも、「何かと不安でなかなか実行に移せない……」、そう感じてるドライバーは案外多い。当特集は、それら不安を解消していただくべく展開してきた。今回からは、初心者にお薦めのスピーカーを具体的に紹介していく。

◆「ほんの少し背伸びをすること」が、後悔しないスピーカー選びのコツ!

今回取り上げるのは、国産ハイエンドカーオーディオブランドの「ビーウィズ」が擁するエントリーライン、『Lucent(ルーセント)シリーズ』だ。

ところで……。市販カー用セパレート2ウェイスピーカーは、1万円台から存在している。しかし初めてのスピーカーとしてお薦めなのは、そこから1グレード、もしくは2グレード上のモデルだ。なぜなら、リーズナブルなモデルほどグレードが1つ上がるごとに性能もぐっと高まるからだ。例えば1万円5000円のモデルと3万円のモデルとを比べると、価格差は1万5000円ながらも比率でいうと倍違う。倍も違えば性能差も相応に開く。そしてそこからもう1グレード上の6万円のモデルともなるとさらに倍の価格差となるわけで、1万5000円のモデルとは別次元と言うほどの実力差が現れる。

というわけなので初めてのスピーカー交換をする際には、可能な範囲の中でほんの少し背伸びをすることが、後悔のない製品選びをするコツとなる。

で、今回取り上げる『Lucent シリーズ』は、16.5cmセパレート2ウェイシステムの『Lucent Duo165』で8万円(税別)だ。ここまで背伸びができれば、得られる満足度は相当に高まる。

ビーウィズ・Lucent(ルーセント)シリーズビーウィズ・Lucent(ルーセント)シリーズ

◆『Lucent シリーズ』は取り付け性が高い。ゆえに、費用の縮小化も可能!

ところで当機は、インストール性が高いことも特長だ。なので、比較的に取り付け工賃をセーブしやすい。つまり一般的なエントリーモデルと比べて製品代はお安くはないが、トータルの費用はやりようによってはそこそこ縮小可能だ。

で、取り付け性が高いポイントは主には3点ある。まず1点目は、「ツイーターが6ピース構造となっていること」だ。マウントアダプターまでを組み合わせればダッシュボードの上にポンと置くようにして取り付けられて、マウントアダプターを外せばフラッシュマウントアダプターの状態となり、そして本体のみにすればかなりコンパクトになるので純正位置にも収めやすくなる。インストールにおけるフレキシビリティが高いのだ。

取り付け性が高いポイントの2つ目は、「ミッドウーファーの取り付け奥行寸法が短いこと」だ。当機のそれは60mm。図抜けて薄いというわけではないが、このくらいの厚みであれば多くの車種で内張りパネル内に難なく収まる。

ビーウィズ・Lucent(ルーセント)シリーズビーウィズ・Lucent(ルーセント)シリーズ

◆ネットワークも小型で取り回し性が良好。そしてもちろん、音も良い!

そして取り付け性が高い3つ目のポイントは、「ネットワークが小型であること」だ。ミッドウーファーは敢えてフルレンジで鳴らす仕様となっているので、ミッドウーファー用のローパスフィルターを省けている。結果、通常のパッシブクロスオーバーネットワークと比べて取り回しが楽だ。

このように合理性が重んじられていながらも、音質性能に関しては妥協がない。ハイエンドスピーカーの開発で培ってきた「ビーウィズ」ならではの技術がふんだんに注入されて仕上げられている。例えばツイーターには、透き通るほどに極薄のシルク系新素材「ルーセントシルク」が使われていて、クリアでしなやかな高音を再生可能だ。

また16.5cmミッドウーファーには、「ビーウィズ」の新スタンダードラインである『Reference(リファレンス) AM シリーズ』で実績を積んだ同社独自のAM(アルミ-マグネシウム)振動板がおごられていて、磁気回路には大型フェライトマグネットが投入されている。そしてこれらのコンビネーションにより、素直でありながらもエネルギッシュなサウンドを奏でられる。

より良いスピーカーで「初めてのスピーカー交換」を行いたいと思ったら、『Lucent シリーズ』は狙い目となる。要注目。

《太田祥三》

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